戦う司書(山形石雄) カテゴリ記事一覧
- 【戦う司書と世界の力】みんなが犯した過ちはみんなの手で正す
2011.08.28
戦う司書と世界の力(山形石雄) 主要キャラがほとんど退場した状態で、どうやって物語を紡ぐのかと思いましたが、いくつかの魔法権利を持ち出してくることで、壮絶なことになりました。ちょっと何でもアリの展開過ぎる気もしますが、これまではバッサリいく感じだったので、バランスが取れてよかったような気もします。書評評価:☆☆☆☆☆ 主要キャラがほとんど退場した状態で、どうやって物語を紡ぐのかと思いましたが、いくつか... - 【戦う司書と絶望の魔王】自分には超えられない悔しさを誤魔化す為に相手を尊敬していると思い込む
2011.08.27
戦う司書と絶望の魔王(山形石雄) 過去・現在・未来を同列に扱うことがよくある。しかし、それぞれの指し示す期間には大きな差異があり、特に現在が示す期間はまさにこの一瞬でしかない。それほど刹那の時間にも拘らず、人間に対してもっとも大きな影響を与えるのは現在だ。書評評価:☆☆☆☆☆ 過去・現在・未来を同列に扱うことがよくある。しかし、それぞれの指し示す期間には大きな差異があり、特に現在が示す期間はまさにこの... - 【戦う司書と神の石剣】秘密の上に成り立つ秩序
2011.08.27
戦う司書と神の石剣(山形石雄) 世界観の外枠がようやく見えてきた。そんな気がする。書評評価:☆☆☆☆☆ 世界観の外枠がようやく見えてきた。そんな気がする。 伝説的「本」屋、ラスコール・オセロ。その存在が敵対組織、神溺教団の秘密を暴く鍵であるとにらんだ武装司書ミレポックは、館長代理ハミュッツの決定にそむき、休暇をとってその正体を探ることにする。武装司書にとっても、教団にとっても禁忌であるラスコールが守る... - 【戦う司書と黒蟻の迷宮】あなたがすべて
2011.08.26
戦う司書と黒蟻の迷宮(山形石雄) 人の一生の終着点が「本」になることである世界の物語第三弾。書評評価:☆☆☆☆☆ 人の一生の終着点が「本」になることである世界の物語第三弾。 何故か地下に閉じこもりきりになっている変人の司書が突然反旗を翻して、味方であるはずの司書に襲いかかってくる。その目的は館長代行の殺害。一体何が彼をそうさせたのか… 今回は今までと違って司書にスポットを当てたのかなぁ、と思いきや、やは... - 【戦う司書と雷の愚者】もっと笑顔を
2011.08.26
戦う司書と雷の愚者(山形石雄) 人の一生を記した「本」とそれを取り巻く人々の物語第二作。この本はタイトルを”司書”としているけれど、実は主人公は常に敵対する側なのじゃなかろうか、と。書評評価:☆☆☆☆☆ 人の一生を記した「本」とそれを取り巻く人々の物語第二作。この本はタイトルを”司書”としているけれど、実は主人公は常に敵対する側なのじゃなかろうか、と。 この物語には、”肉”という存在が出てくる。司書に敵対す... - 【戦う司書と恋する爆弾】あなたの過去に恋してる
2010.11.11
戦う司書と恋する爆弾(山形石雄) アニメ化もされた作品。人が死ぬと本になる世界で、その本を守る武装司書の戦いと、そこに隠された秘密を描く。書評評価:☆☆☆☆ 人は一生に一冊の本を書くことができる、なんていうけれど、この物語の世界では、その生涯が余すところなく一冊の「本」になってしまう。そしてその「本」は何故か地中から発掘され、図書館に収蔵される。これは、そんな「本」を管理する司書の物語。 第一作目であ...