丘ルトロジック(耳目口司) カテゴリ記事一覧
- 【丘ルトロジック (4) 風景男のデカダンス】最後に幻想を崩す一言は
2012.04.01
丘ルトロジック (4) 風景男のデカダンス(耳目口司) 夏休みが終わった咲丘は江西陀梔と共に、生徒会長の城尾滝椿の監視の下、丘研顧問の小手毬綾芽から、夏休みの課題をやって来なかった罰としての補習を受けていた。幼馴染のロッカー苧環香澄は喫茶店「ムジカ」でマスターの小柳津にメイド服を着せられ、柏木連合の怪物・赤樫賢治に追われていた柏木玲儀音は蜂須和也の家に匿われ、それなりに納得いく風景に収まったと思ってい... - 【丘ルトロジック (3) 女郎花萩のオラトリオ】秘密が生む力
2011.08.30
丘ルトロジック (3) 女郎花萩のオラトリオ(耳目口司) 夏休みも終わりに近づき、咲丘は城尾滝椿の監視付きで課題に取り組まされていた。それもこれも、カメラ倶楽部の新機能ディフューズで不用意なつぶやきをしてしまったのが悪い。それを強引な手段で切り抜けたものの、新たな問題が発生。それは、丘研代表・沈丁花桜が出島進らと共に家を空けている間、女郎花萩を誰かの家に泊めて欲しいというもの。書評評価:☆☆☆☆☆ 夏休みも... - 【丘ルトロジック (2) 江西陀梔のアウラ】他人から見た自分、自分から見た自分
2011.02.25
丘ルトロジック (2) 江西陀梔のアウラ(耳目口司) 咲丘が久しぶりに再会した幼馴染の苧環香澄は、ロックンローラーを目指して活動していた。働いていない彼女をしばらく居候させる羽目になってしまったのだが、その彼女はひとつの悩みを抱えていた。ドッペルゲンガーを見たというのだ。書評評価:☆☆☆☆☆ 咲丘が久しぶりに再会した幼馴染の苧環香澄は、ロックンローラーを目指して活動していた。働いていない彼女をしばらく居候さ... - 【丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ】強烈に類は友を呼ぶ
2010.10.31
丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ(耳目口司) 風景を溺愛する男、咲丘が騙されてオカルト研究会に入るという、学園コメディっぽいノリの作品なのかと想像していた。しかし実際は、緻密に組み立てあげられていくキャラクターが描きだす風景が、予想以上に凄まじい作品だった。 読み手を選ぶと思うけれど、個人的には大絶賛の作品です。 第15回スニーカー文庫大賞優秀賞受賞作品らしいです。書評評価:☆☆☆☆☆ 神楽咲高校に入...