ランジーン×コード(大泉貴) カテゴリ記事一覧
- 【ランジーン×コード tale.5 パラダイス・ロスト 2nd】母と子の道は分かれ
2012.02.13
ランジーン×コード tale.5 パラダイス・ロスト 2nd(大泉貴) 武藤吾朗の母である武藤凛子が提案したコトモノの隔離施設ノアの方舟は、人間とコトモノの対立を表面化させた。そして人間の反コトモノ勢力によるアンチコードを用いた攻撃がきっかけで、暴動が発生してしまう。その渦中に巻き込まれた滝田たつねは、その中で何を思うのか。書評評価:☆☆☆ 武藤吾朗の母である武藤凛子が提案したコトモノの隔離施設ノアの方舟は、人間... - 【ランジーン×コード tale.4 パラダイス・ロスト 1st】あっけなく訪れる破局
2012.01.17
ランジーン×コード tale.4 パラダイス・ロスト 1st(大泉貴) くるみの家のみんなで遊びに行ったお祭り。名瀬由沙美ら子供たちの楽しそうな姿を見て、武藤吾朗はコトモノが世間に受け入れるようになった感慨に少しだけ浸る。ところがそれは錯覚だった。縁日でコトモノが起こしたトラブルを見た人間がはくコトモノに対する侮蔑を見たからだ。表面的には融和しているようではあるが、結局、人間とコトモノは相容れてはいない。書評... - 【ランジーン×コード tale.3.5 コトモノたちの夏休み】嵐の前の一休み
2011.08.04
ランジーン×コード tale.3.5 コトモノたちの夏休み(大泉貴) ロゴの周辺人物にまつわる4つのエピソードがまとめられた短編集。書評評価:☆☆☆☆「猫と水着と白兎」 同居人の小泉隆司からプールに誘われたデカルト。嫌々ながらプールに行ったところ、くるみの家の子どもたちと出会ってしまう。名瀬由沙美に誘われたデカルトは一緒に遊ぶことになるのだが…。 とりあえず水着回。デカルトの発話者にも意外な疑惑が生まれたり生まれ... - 【ランジーン×コード tale.3 禁じられた記憶】誰かの道具にとどまるか、あるいは
2011.05.07
ランジーン×コード tale.3 禁じられた記憶(大泉貴) 武藤吾朗の母親、武藤凛子が残したというコトモノの記録、リンコノートを巡って争いが起きる。エネッグ買収を仕掛ける企業との取引材料にしようとする勢力と、それを抹消としようとする勢力の争いだ。書評評価:☆☆☆☆ 武藤吾朗の母親、武藤凛子が残したというコトモノの記録、リンコノートを巡って争いが起きる。エネッグ買収を仕掛ける企業との取引材料にしようとする勢力と... - 【ランジーン×コード tale.2 Dance with The Lang-Breakers】相手に伝えるということの重要性
2011.01.09
ランジーン×コード tale.2 Dance with The Lang-Breakers(大泉貴) 他のコトモノの物語を詠唱する能力を持つムジカを宿した少女、名瀬由沙美は、ロゴたちの暮らす施設くるみの家に引き取られることとなった。「た」を認識できないコトモノを持つ少女、滝田たつねなど、くるみの家に暮らすコトモノたちにも受け入れられた由沙美だったが、ムジカの元となったコトモノを持ち、かつてのくるみの家の中心にいた真木成美の記憶を共有... - 【ランジーン×コード】自分にとっての真実の世界を創り出したい!
2010.10.06
ランジーン×コード(大泉貴) このライトノベルがすごい!の大賞受賞作品。音の連なりを遺伝子の様に考える独特の世界観を構築している所は面白いと思う。細かい裏設定などを設定集として収録している所もにくい。 ただ、もう少し主人公以外の人間たちの生き方に言及しておいた方が、より世界観に深みが出たのではないかと思う。書評評価:☆☆☆☆ 27年前から一般に認知されるようになった、世界に対する認識が他者とは異なる少年...