狼と香辛料(支倉凍砂) カテゴリ記事一覧
- 【狼と香辛料 (15) 太陽の金貨 上】商人たちが起こす革命
2011.09.15
狼と香辛料 (15) 太陽の金貨 上(支倉凍砂) ミューリ傭兵団に会うために、ロレンスとホロはレスコを訪れる。そこにはデバウ商会が集めた傭兵団が多く集いながらも、戦争を控えた荒んだ雰囲気とは正反対の、活気に満ちた人々で溢れていた。書評評価:☆☆☆☆☆ ミューリ傭兵団に会うために、ロレンスとホロはレスコを訪れる。そこにはデバウ商会が集めた傭兵団が多く集いながらも、戦争を控えた荒んだ雰囲気とは正反対の、活気に満ち... - 【狼と香辛料 (14)】商人であるがゆえに
2011.09.14
狼と香辛料 (14)(支倉凍砂) ヨイツまでの地図を手に入れられることになり、その準備のために訪れたレノスで、ロレンスとホロは、古い伝承を調べに行った村で出会ったエルサと再会する。書評評価:☆☆☆☆ ヨイツまでの地図を手に入れられることになり、その準備のために訪れたレノスで、ロレンスとホロは、古い伝承を調べに行った村で出会ったエルサと再会する。 そのエルサの道連れである書籍商のル・ロワから、鉱山技術に関す... - 【狼と香辛料 (13) Side Colors (3)】一人ではないからこその、面倒もあり、楽しさもあり
2011.09.14
狼と香辛料 (13) Side Colors (3)(支倉凍砂) ロレンス視点の短編が2本、ホロ視点の短編が1本、そしてノーラが主役でエネク視点の中編が1本。書評評価:☆☆☆☆ ロレンス視点の短編が2本、ホロ視点の短編が1本、そしてノーラが主役でエネク視点の中編が1本。 短編では、冒頭の出来事がきちんと下げにつながっていて、きれいにまとまっている印象を受けた。あと、何か今回はホロがいつもよりさらにやさしい様な気がする。ロレンス... - 【狼と香辛料 (12)】自分の都合に合わせて考え方は変えられる
2011.09.13
狼と香辛料 (12)(支倉凍砂) 取引は、売る側にとっての価値と買う側にとっての価値が完全に一致しないと成立しない。これはすべての取引に共通する真理。北の地図を求めて銀細工師フランに会いに行ったロレンスは、結構高い買い物をすることになってしまいます。 書評評価:☆☆☆☆ 取引は、売る側にとっての価値と買う側にとっての価値が完全に一致しないと成立しない。これはすべての取引に共通する真理。北の地図を求めて銀細工... - 【狼と香辛料 (11) Side Colors2】凄腕商人の誕生物語
2011.09.13
狼と香辛料 (11) Side Colors2(支倉凍砂) 短編二本と中編一本の構成。短編二本の方はロレンスとホロのさや当てが主な内容で、二人のほのぼのとした雰囲気が味わえる。あわせて、植民者の村での出来事は時代観や風俗などを伝えていて、物語世界を深める役割も果たしているように思う。書評評価:☆☆☆☆ 短編二本と中編一本の構成。短編二本の方はロレンスとホロのさや当てが主な内容で、二人のほのぼのとした雰囲気が味わえる。あ... - 【狼と香辛料 10】新たな展開があるけれど、どこに行くかはまだ分からない
2011.09.12
狼と香辛料 10(支倉凍砂) ホロの仲間の手掛かりとなる"狼の骨"を求め、ケルーベから海を渡り極寒の島国ウィンフィール王国に渡ったロレンス一行。キーマンとエーブの紹介状によって知己を得たロレンスたちは、"狼の骨"を所有するとみられるブロンデル大修道院が、王国の通貨価値下落に付け込んで経済支配を狙う大陸の経済同盟と対立していることを知る。書評評価:☆☆☆☆ ホロの仲間の手掛かりとなる"狼の骨"を求め、ケルーベか... - 【狼と香辛料 (17)】本当に最後のエピソード
2011.07.08
狼と香辛料 (17)(支倉凍砂) いよいよ最後のお話。Epilogueでのホロのかわいらしさは異常なくらい。次第に変わっていったロレンスは、昔の自分のような人に余裕で対応できる人間になっている。書評評価:☆☆☆☆☆「Epilogue 幕間/終幕」 ニョッヒラに居を定め、開店準備に励むロレンスたち。その開店を前に呼び出された女が5人。エーブ・ボランやノーラ・アレント、ディアン・ルーベンスたち、いずれもホロとロレンスが行商の旅の... - 【狼と香辛料 (16) 太陽の金貨 (下)】商人の世界、危うし
2011.02.11
狼と香辛料 (16) 太陽の金貨 (下)(支倉凍砂) デバウ商会が商人による新しい治世の仕組みを作ろうとする始まりの街、レスコで、ロレンスはホロと共に店を持つ決意をした。手付金も払い店を手に入れたところで、デバウ商会の主の右腕という男ヒルデが、コルの持ち物を持って現れる。ロレンスとホロを脅迫しようというのだ。書評評価:☆☆☆☆☆ デバウ商会が商人による新しい治世の仕組みを作ろうとする始まりの街、レスコで、ロレン...