東雲侑子(森橋ビンゴ) カテゴリ記事一覧
- 【東雲侑子は全ての小説をあいしつづける】愛と進路
2012.06.02
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける(森橋ビンゴ) 東雲侑子と本当の恋人になり、三年生になった三並英太は進路のことで悩みを抱えていた。彼女は大学に進学することを決めており、かつ、作家の西園幽子でもあるという特別な存在。翻って自分は、兄の三並景介に劣等感を抱き、その彼女の有美に恋をしてグダグダしていただけの、何もない高校生に過ぎない。どうすればずっと彼女の側にいることが出来るのか、その問いが頭の中で... - 【東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる】どうやって伝えるか
2011.12.25
東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる(森橋ビンゴ) 三並英太は東雲侑子と“付き合って”いる。元々は、西園幽子という作家が東雲侑子だと気づいた三並英太が、短編小説しか書けないという彼女のために、その作風を広げるための仮想彼氏として付き合い始めたのがきっかけだ。紆余曲折の末、彼らは一応付き合っていることになっているはずだが、実は互いにその思いを口にしたことはない。書評評価:☆☆☆☆☆ 三並英太は東雲侑子と“付き... - 【東雲侑子は短編小説をあいしている】緩やかに変わる心
2011.12.04
東雲侑子は短編小説をあいしている(森橋ビンゴ) 三並英太は高校生にして人生に熱を失っていた。その理由のひとつは彼の家にいる。兄・景介の彼女である有美だ。英太が小学生のころから家に出入りしていた彼女に密かに恋をし、そしてその時点から失恋をしていた。そんな経験が、彼から熱を奪ってしまったのだと思う。書評評価:☆☆☆☆☆ 三並英太は高校生にして人生に熱を失っていた。その理由のひとつは彼の家にいる。兄・景介の...