大日本サムライガール(至道流星) カテゴリ記事一覧
- 大日本サムライガール (7)(至道流星)
2017.04.20
大きな転機 政治家としての神楽日毬は、いよいよ大きな転機を迎えた。先の選挙で大敗した民政党からは日本大志会との対等合併が持ちかけられ、CIA東アジア支局長のローガン・レイエスやDIAのクルス大佐からもコンタクトされるような立場になったのだ。 アメリカ内部の考え方を知るため、ローガンの妻で元国務省職員だったクロエをアドバイザーとして迎える。さらには、日毬プロダクションの社長となった健城由佳里と副社長となっ... - 【大日本サムライガール (6)】新たな側面
2013.07.19
大日本サムライガール (6)(至道流星) 佐々倉壮司に導かれて神楽日毬と織葉颯斗がやってきたのは、在日アメリカ大使館だ。そしてそこで、CIA東アジア支局長のローガン・レイエスとその家族に紹介される。佐々倉壮司は、CIAの情報提供者であったのだ。神楽日毬は佐々倉壮司に対し裏切られた気持ちを抱くが、織葉颯斗から諭され、彼の選択を受け入れる。書評評価:☆☆☆☆☆ 佐々倉壮司に導かれて神楽日毬と織葉颯斗がやってきたのは... - 【大日本サムライガール (5)】上を目指し続けるアイドル
2013.04.18
大日本サムライガール (5)(至道流星) マルクス主義者にして最年少公認会計士補の槙野栞がひまりプロダクションと契約したことで、神楽日毬が司会を務める政治討論番組「ひまりんプロジェクト」は対立軸を明確にすることができるようになり、番組として軌道に乗ることができた。副社長となった健城由佳里が企画した「きれいなネット政治推進協会」も順調に立ち上がり、社長の織葉颯斗は次なるビジネスの種を探すのに余念がない。... - 【大日本サムライガール (4)】論客少女、二人
2013.01.17
大日本サムライガール (4)(至道流星) 政治結社である日本大志会の会員は一万人を突破し、会長である神楽日毬には、政治討論番組の司会者の仕事も決まった。正統なる右翼を主張する神楽日毬にとっては、信じられないような喜ばしい現実であり、日本大志会の唯一の常勤である佐々倉壮司も興奮の色を隠せない。書評評価:☆☆☆☆☆ 政治結社である日本大志会の会員は一万人を突破し、会長である神楽日毬には、政治討論番組の司会者の... - 【大日本サムライガール (3)】拡大の一途
2012.10.16
大日本サムライガール (3)(至道流星) 神楽日毬の人気はとどまるところを知らず、彼女の主宰する政治結社である日本大志会の党員も四千名を超えた。ひまりプロダクションの経営状態は超健全で、朝霧千歳の実家であるステッチラインもひとまず危機を乗り越えた。書評評価:☆☆☆☆☆ 神楽日毬の人気はとどまるところを知らず、彼女の主宰する政治結社である日本大志会の党員も四千名を超えた。ひまりプロダクションの経営状態は超健... - 【大日本サムライガール (2)】二人のアイドルの類似・相違
2012.08.22
大日本サムライガール (2)(至道流星) 某ネット書店のレビューを読んでみると、神楽日毬に比べると朝霧千歳のインパクトが薄いという意見が多くみられたが、これは誤解だと思う。朝霧千歳も十分、神楽日毬と同様の異常性を持っている。実際、二人とも目的は異なるが、その実現のための方法論はほぼ同じと言ってよい。いずれも自分自身の価値を“機能”としてしか認識していないのである。書評評価:☆☆☆☆☆ 某ネット書店のレビュー... - 【大日本サムライガール (2)】ただひたすらに一直線の少女たち
2012.08.18
大日本サムライガール (2)(至道流星) 日本最大の広告代理店である蒼通を辞めた織葉颯斗は、防衛省前で演説をしていた、日本にただ一人の真正の右翼を名乗る女子高生の神楽日毬の政治活動を助けるため、彼女をアイドルとして売り出すことに人生を賭けてみることにした。右翼的なアイドルとして爆発的に知名度を挙げていく様を見て食指を動かされた業界最大手のアステッドプロの仙石社長と狩谷専務から引き抜きを受けたものの、日... - 【大日本サムライガール (1)】日本の敵を一刀両断
2012.07.16
大日本サムライガール (1)(至道流星) 日本最大の広告代理店である蒼通の社員である織葉颯斗と後輩の健城由佳里は、受注した広報業務の打ち合わせのため、防衛省を訪れていた。そこで、拡声器を持って演説をぶつ、美少女の女子高生である神楽日毬と出会う。書評評価:☆☆☆☆☆ 日本最大の広告代理店である蒼通の社員である織葉颯斗と後輩の健城由佳里は、受注した広報業務の打ち合わせのため、防衛省を訪れていた。そこで、拡声器...