東京レイヴンズ(あざの耕平) カテゴリ記事一覧
- 東京レイヴンズ (11) change:unchange(あざの耕平)
2017.04.25
近況と再会 土御門春虎によって黄泉帰らされた土御門夏目は、相馬秋乃と共に、土御門宗家の土御門泰純や、土御門分家の土御門鷹寛、土御門千鶴と行動を同じくしていた。 長官の倉橋源司を筆頭とする陰陽庁主流派から追われる夏目は、かつての陰陽塾の仲間たちに謝罪したいと思いつつ、相手の現在の立場を慮り、おおっぴらに連絡を取れない立場にあった。 そんな中、何とか監視の目をすり抜け、夏目は百枝天馬に手紙を渡す。受け... - 東京レイヴンズ EX2 seasons in nest(あざの耕平)
2017.04.23
陰陽塾のあれこれ 陰陽塾のあれこれを描く短編集。「聖夜ランデブー」 倉橋塾長の趣味で、陰陽塾のクリスマスには本気の祭りが行われる。土御門春虎や土御門夏目も、それぞれの思惑を抱いてクリスマスに臨む。「バトル・オブ・ビーン」 陰陽塾で講義の一環として行われる追儺、すなわち豆撒きは、鬼を祓う行事ということになっている。実際に影響があるわけではないが、鬼の生成りである阿刀冬児には好ましくない。大友陣の余興... - 【東京レイヴンズ (10) BEGINS/TEMPLE】主人公の帰還
2013.10.20
東京レイヴンズ (10) BEGINS/TEMPLE(あざの耕平) 表の陰陽界からは闇寺とも呼ばれる星宿寺に赤子の頃から預かり衆として暮すうさぎの生成りの秋乃は、鈍くささから周囲の人々にいじめられていた。唯一、心許せるのは、千じいちゃんと呼ぶ寺男だけだ。そんなある日、秋乃は新たな預かり衆の受け入れを命じられる。その新人は北斗と名乗る美少女だった。書評評価:☆☆☆☆☆ 表の陰陽界からは闇寺とも呼ばれる星宿寺に赤子の頃から預... - 【東京レイヴンズ EX1 party in nest】穏やかな日々の騒動
2013.07.20
東京レイヴンズ EX1 party in nest(あざの耕平) 本編は風雲急を告げる展開の真っ最中だけれど、こちらの短編は、その前の穏やかな時期の日常を描いている。書評評価:☆☆☆☆ 本編は風雲急を告げる展開の真っ最中だけれど、こちらの短編は、その前の穏やかな時期の日常を描いている。「リア・コン!」 土御門春虎の護法式であるコンが実体化を解けなくなってしまった。同衾していたことで土御門夏目には誤解されかけ、騒ぎを起こ... - 【東京レイヴンズ (9) to The DarkSky】復活の時
2013.03.20
東京レイヴンズ (9) to The DarkSky(あざの耕平) 相馬多軌子がもたらした鴉羽の暴走は、土御門夏目の命を奪った。土御門夜光の生まれ変わりであることが確定した土御門春虎は、その呪力の限りを注いで夏目の身体を修復するが、魂は戻らない。そんな春虎に対し、事態の糸を引く陰陽庁長官の倉橋源司や、大連寺鈴鹿の父をルーツとする夜叉丸は、泰山府君祭による夏目の復活という誘惑を仕掛けてくる。書評評価:☆☆☆☆☆ 相馬多軌子... - 【東京レイヴンズ (8) over-cry】開封
2013.01.01
東京レイヴンズ (8) over-cry(あざの耕平) 土御門夏目は男だった。その事実は倉橋京子に衝撃を与えた。必然、彼女の初恋の相手は土御門春虎ということになるからだ。混乱する倉橋京子は、春虎や夏目だけでなく、阿刀冬児や百枝天馬ともまともに顔を合わせられない。そんな彼女がうずくまる非常階段を、大連寺鈴鹿が訪れる。書評評価:☆☆☆☆☆ 土御門夏目は男だった。その事実は倉橋京子に衝撃を与えた。必然、彼女の初恋の相手は... - 【東京レイヴンズ (7) DARKNESS_EMERGE】核心
2012.12.31
東京レイヴンズ (7) DARKNESS_EMERGE(あざの耕平) 「烏羽織」を求めて陰陽塾と陰陽庁を同時襲撃した蘆屋道満と、独立祓魔官の木暮禅次朗らの協力を得ながらもほぼ単独で道満を退けた大友陣との呪術合戦の有り様を見て、土御門春虎の意識は大きく変化した。ところが、土御門夏目、阿刀冬児、倉橋京子、百枝天馬、大連寺鈴鹿ら、同じ情景を見ていたはずの面々は、春虎ほど衝撃を受けていない様子だ。自分は未だ呪術の本質を見極め... - 【東京レイヴンズ (6) Black Shaman ASSAULT】逡巡を吹き飛ばす混乱
2012.12.30
東京レイヴンズ (6) Black Shaman ASSAULT(あざの耕平) 陰陽塾実技合宿の帰りのバスの中で土御門春虎が抱いた疑問、北斗の正体は土御門夏目なのではないかという疑問は、春虎の夏目に対する態度を不審なものにさせていた。そしてそれに気づいた夏目の態度もおかしくなり、仲良しグループの空気は不穏なものをはらみはじめる。書評評価:☆☆☆☆☆ 陰陽塾実技合宿の帰りのバスの中で土御門春虎が抱いた疑問、北斗の正体は土御門夏... - 【東京レイヴンズ (5) days in nest II & GIRL AGAIN】塾生たちのキャンプ
2012.12.24
東京レイヴンズ (5) days in nest II & GIRL AGAIN(あざの耕平) 陰陽塾の日常系のエピソード短編4話と、実技合宿に出かけた土御門春虎、土御門夏目、阿刀冬児らと、倉橋京子、百枝天馬、そして大連寺鈴鹿らの交流を描くエピソードで構成されている。比較的穏やかな展開ではあるが彼ら彼女らの精神的にはちっとも穏やかではない、本音のぶつかり合いが生じる展開となっている。書評評価:☆☆☆☆☆ 陰陽塾の日常系のエピソード短編4... - 【東京レイヴンズ (4) GIRL RETURN & days in nest I】春の嵐
2012.12.24
東京レイヴンズ (4) GIRL RETURN & days in nest I(あざの耕平) 土御門夏目や阿刀冬児だけでなく、土御門春虎も無事に陰陽塾二年生に進級した。晴れて後輩が出来る入塾式の日、塾長の倉橋美代に紹介されて新入生として現れたのは、あの大連寺鈴鹿だった。独立祓魔官の木暮禅次朗は講師の大友陣に、入塾後の大連寺鈴鹿の身柄を託す。書評評価:☆☆☆☆☆ 土御門夏目や阿刀冬児だけでなく、土御門春虎も無事に陰陽塾二年生に進級した...