空色パンデミック(本田誠) カテゴリ記事一覧
- 【空色パンデミック (4)】ダ・カーポ?
2011.03.30
空色パンデミック (4)(本田誠) 穂高結衣により発生した空想病への度重なる罹患、青井晴の妹・佳織との二重感染など、これまでの状況は、仲西景を現空混在症へと追いやっていた。気力の減退、記憶の欠落、幻聴など、様々な症状が彼を蝕み始めるのだが、野中空らがそれをカバーするため、周囲の人間はなかなか気づかない。そしてその落差が、さらに仲西景を追い詰めていく。書評評価:☆☆☆☆☆ 穂高結衣により発生した空想病への度... - 【空色パンデミック Short Stories】構成よりエピソードの面白さに重点を置いた短編集
2010.11.28
空色パンデミック Short Stories(本田誠) 穂高結衣がまだ自己完結型の特発性大脳覚醒病だった頃の、仲西景、青井晴、森崎進一を巻き込んだ空想病の発作完結に向けたドタバタ短中編3本と、メアリー・ポートマンが持ってきた空想世界のパラドックスの薬がもたらす景ロリコン疑惑短編で構成されている。書評評価:☆☆☆☆☆ 穂高結衣がまだ自己完結型の特発性大脳覚醒病だった頃の、仲西景、青井晴、森崎進一を巻き込んだ空想病の発... - 【空色パンデミック (3)】大前提すら崩す展開に愕然とする?あのときの真実とは
2010.10.05
空色パンデミック INNOCENT GIRL DAYDREAMING (3)(本田誠) 物語の前提さえ崩すストーリー展開にかなりドキドキ、愕然とした気分になるかもしれない。そしてすべてが終わった後には、いくつかの伏線らしきものの真相を知ってびっくりするかも。 まずは、1巻、2巻を先に読みましょう。書評評価:☆☆☆☆☆ クリスマスを間近に控えた頃、うだるような暑さの中で、仲西景はアメリカの空想病研究所長メアリー・ポートマン(11歳)と... - 【空色パンデミック (2)】世界の改変を戻すために彼女を見捨てるのか?
2010.10.05
空色パンデミック INNOCENT GIRL DAYDREAMING (2)(本田誠) 1巻で完了していたと思われていた物語はまだ続いていた。結衣に気づかれない様に世界の改変を解決すべく動き出す仲西景だが、彼の前に再びあの敵が現れる。 本当に虚実が分からなくなってきて、どこまで計算された作品なのかすら良く分からなくなってくるかも。とりあえず、1巻から読んでください。書評評価:☆☆☆☆☆ 1巻はとても面白かったけれど、続編は色々難し... - 【空色パンデミック】彼女の空想が世界を変える!
2010.10.05
空色パンデミック INNOCENT GIRL DAYDREAMING (1)(本田誠) 自分の空想に振り回される病気が世界のあり方を変えてしまう。ある意味で究極のセカイ系の物語。どこまでが空想でどこまでが現実なのか、最後まで読んでも分からなくなっているかもしれません。書評評価:☆☆☆☆ 高校入試試験会場に向かうためにホームで電車を待つ仲西景の前に現れた、妄想全開で行動する穂高結衣は、突発性大脳覚醒病、通称空想病の患者だった。 空想...