神様のメモ帳(杉井光) カテゴリ記事一覧
- 【神様のメモ帳 (8)】傷跡が疼き出す季節
2011.09.10
神様のメモ帳 (8)(杉井光) お~、なんかアニメとリンクしてる!と思ったら、後書きを読めばそれもそのはず。第二章はそもそも、アニメ第一話の原案として書かれたものだったらしい。通りでラブホから窓を割って下着女子高生が落っこって来たりするわけだ。書評評価:☆☆☆☆☆ お~、なんかアニメとリンクしてる!と思ったら、後書きを読めばそれもそのはず。第二章はそもそも、アニメ第一話の原案として書かれたものだったらしい... - 【神様のメモ帳 (7)】絆のかたち
2011.07.08
神様のメモ帳 (7)(杉井光) 勤労感謝の日。それはニートへの怨嗟が街に溢れる日であり、ニートたちは自分の部屋に閉じこもり、ユダヤの安息日のごとく、何もせずに過ごす。その日が過ぎれば、ニートにとっての新年が明けるのだ。書評評価:☆☆☆☆☆ 勤労感謝の日。それはニートへの怨嗟が街に溢れる日であり、ニートたちは自分の部屋に閉じこもり、ユダヤの安息日のごとく、何もせずに過ごす。その日が過ぎれば、ニートにとっての... - 【歌姫の危険なアングル】素直なドラマCD化を希望
2011.07.05
ドラマCD 神様のメモ帳2 「歌姫の危険なアングル」(On The Run) ドラマCDとしては面白い部分がない訳ではないと思う。フェチの話題はある意味深い共感を呼びうるテーマだし、こういうネタはセリフだけで笑わせやすいところもある。書評評価:☆☆ ドラマCDとしては面白い部分がない訳ではないと思う。フェチの話題はある意味深い共感を呼びうるテーマだし、こういうネタはセリフだけで笑わせやすいところもある。 しかし、... - 【おしゃれサギ師の末路】情けは人のためならず、を誤用した感じ
2011.07.05
おしゃれサギ師の末路 : ドラマCD 『神様のメモ帳』(ジェネオン エンタテインメント) ドラマCDとかはいつもは買わないんだけれど、「神様のメモ帳 4」の中でも少し触れられていたので、ついつい買ってしまった。CVも原作のイメージを重視して選んでいるなあ、という印象を受けた。なんとなく、アリスはちょっと固いかな、と思ったけれど。また、相賀沢ちえみはメモ帳のゲストヒロインっぽくてよい。書評評価:☆☆☆☆ ドラマCDと... - 【神様のメモ帳 (5)】大人率が高めの短編集
2011.06.21
神様のメモ帳 (5)(杉井光) 短編集なので普段はメインに来ないような人をメインに、ということなのかもしれないが、エピソードの中心にいる人の大人率が高め。ミンさんや彼女の同級生二人(酒屋&ゲームセンター)に巻き起こる事件への、ニート探偵の活躍が描かれる。書評評価:☆☆☆☆☆ 短編集なので普段はメインに来ないような人をメインに、ということなのかもしれないが、エピソードの中心にいる人の大人率が高め。ミンさんや... - 【神様のメモ帳 (4)】自分ひとりなら何とか生きられる。でも、誰かの人生まで背負って生きるのは楽じゃない。
2011.06.21
神様のメモ帳 (4)(杉井光) 自分から見ると明らかに苦境に陥っている他人がいる。それを助けるのはやさしさである、というのは常に成立する命題ではない。それが対等(だと思っている)関係であればなおさらだ。なぜなら、相手にだってプライドはあり、苦境から抜け出すことがプライドを失うことより価値があるかどうかは本人にしか分からないことだから。書評評価:☆☆☆☆☆ 自分から見ると明らかに苦境に陥っている他人がいる。... - 【神様のメモ帳 (3)】世界は言葉でつながっている
2011.06.21
神様のメモ帳 (3)(杉井光) 1巻が彩夏がナルミを世界に呼び込もうとする話だとすれば、3巻はナルミが彩夏を世界に引き戻そうとする話と言えるかな?園芸部と温室という同じ設定を使って、違う事件を組み立てるのは結構面白いと思う。これをもって本当の意味で1巻の事件は完結する。書評評価:☆☆☆☆☆ 1巻が彩夏がナルミを世界に呼び込もうとする話だとすれば、3巻はナルミが彩夏を世界に引き戻そうとする話と言えるかな?園芸部... - 【神様のメモ帳 (6)】ニート探偵の本来の役割
2011.02.10
神様のメモ帳 (6)(杉井光) ラーメンはなまるにミンさんの従兄妹たちがやって来る。黄紅雷と黄小鈴と名乗る彼らは、ミンさんの父、花田勝が人を殺して逃げたという。黄家は中国マフィアのトップの家柄なのだ。書評評価:☆☆☆☆☆ ラーメンはなまるにミンさんの従兄妹たちがやって来る。黄紅雷と黄小鈴と名乗る彼らは、ミンさんの父、花田勝が人を殺して逃げたという。黄家は中国マフィアのトップの家柄なのだ。 その代償として、...