はるかかなたの年代記(白川敏行) カテゴリ記事一覧
- 【はるかかなたの年代記 (3) 夜魔が踊る】天然ジゴロの被害者増大中
2011.08.23
はるかかなたの年代記 (3) 夜魔が踊る(白川敏行) 大規模な事件は起こるのだけれど、もっと大きな展開に向けた溜めの巻という印象を受ける。書評評価:☆☆☆☆ 大規模な事件は起こるのだけれど、もっと大きな展開に向けた溜めの巻という印象を受ける。 生徒会長のアレット・ジツェルマンと換象の共鳴の訓練に励む間宮悠がいるのは、フリースラント国境近くにある、ネウストリアの避暑地アヴェーヌだ。アレットの実家の別荘で、避... - 【はるかかなたの年代記 (2) 荒ましき驃騎兵】天然ジゴロへの道
2011.02.24
はるかかなたの年代記 (2) 荒ましき驃騎兵(白川敏行) 教誡騎士団の襲撃を退け、カティア・オルトラは安心して学生生活を送れるようになったかと思えた。しかし、意外なところで問題を感じるようになる。マミヤ・ユウの換象の練習に付き合うようになった生徒会長アレット・ジツェルマンと、ユウの仲が気になるのだ。いや、正確に言うならば、アレットと人造人間である自分との違いが気になるのだ。書評評価:☆☆☆☆☆ 教誡騎士団の... - 【はるかかなたの年代記】日常を下敷きとする戦闘パートの妙
2010.10.06
はるかかなたの年代記 双貌のスヴァローグ(白川敏行) 異世界ファンタジーというかSFファンタジーというか、地球上ではないのだけれど人類が特殊な能力を駆使して生き抜いている世界で巻き起こる事件を描いた作品。 日常パートを下敷きとして戦闘パートが起きる構造がとてもよいと思う。よくあるパターンの物語かもしれないけれど、続巻に期待が持てる物語です。書評評価:☆☆☆☆☆ 恒星間航行技術が失われて幾星霜。ある星に植...