ビブリア古書堂の事件手帖(三上延) カテゴリ記事一覧
- 【ビブリア古書堂の事件手帖 (4) ~栞子さんと二つの顔~】残された思いを暴く心
2013.02.27
ビブリア古書堂の事件手帖 (4) ~栞子さんと二つの顔~(三上延) 江戸川乱歩の著作がテーマとなっている。書評評価:☆☆☆☆☆ 江戸川乱歩の著作がテーマとなっている。 ビブリア古書堂に篠川智恵子を頼る客がやってくる。江戸川乱歩の蔵書を売る代わりに、謎を解いてほしいという。その謎とは、金庫の暗証文字を調べて欲しいというものだった。 依頼者は来城慶子。故人である鹿山明の妾であり、鹿山が残した思いを受け取りたいとい... - 【ビブリア古書堂の事件手帖 (3) ~栞子さんと消えない絆~】痕跡から浮かび上がる人物像
2012.06.24
ビブリア古書堂の事件手帖 (3) ~栞子さんと消えない絆~(三上延) 北鎌倉駅ほど近くにあるビブリア古書堂の店長である篠川栞子に心惹かれた五浦大輔は、店員として勤めることになった。この店には、古書だけでなく、古書にまつわる相談も数多く持ちかけられる。書評評価:☆☆☆☆☆ 北鎌倉駅ほど近くにあるビブリア古書堂の店長である篠川栞子に心惹かれた五浦大輔は、店員として勤めることになった。この店には、古書だけでなく、古... - 【ビブリア古書堂の事件手帖 (2) 栞子さんと謎めく日常】秘密の扉を開くための手順
2011.10.23
ビブリア古書堂の事件手帖 (2) 栞子さんと謎めく日常(三上延) それにしても、自転車で何十キロも走りまわって本を買いに行くとか、あまりにも懐かし過ぎる感情だ。書評評価:☆☆☆☆☆ 色々あって、結局、ビブリア古書堂に再就職した五浦大輔は、店長の篠川栞子のもとで仕事を覚え始めていた。互いが互いのことを意識しているのは確実なのだけれど、特に関係が進展するということもない。 そして今日も、本にまつわる謎がビブリア... - 【ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち】本が取り持つ人と人
2011.09.25
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち(三上延) 北鎌倉駅のほど近くに、時代がかった古書店がある。ビブリア古書堂という名前の古書店だ。五浦大輔は、祖母の遺品の本を整理していた際に出て来た夏目漱石「漱石全集・新書版」第八巻(岩波書店)を持って、初めてその店に入った。書評評価:☆☆☆☆☆ 北鎌倉駅のほど近くに、時代がかった古書店がある。ビブリア古書堂という名前の古書店だ。五浦大輔は、祖母の遺品の...