B.A.D.(綾里けいし) カテゴリ記事一覧
- 【B.A.D. (10) 繭墨は夢と現の境にたたずむ】胡蝶の夢
2013.04.07
B.A.D. (10) 繭墨は夢と現の境にたたずむ(綾里けいし) 退屈する繭墨あざかの面倒を見る小田切勤だったが、チョコレートを提供するだけでは根本的な解決にならない。彼女の望む事件が必要なのだ。書評評価:☆☆☆ 退屈する繭墨あざかの面倒を見る小田切勤だったが、チョコレートを提供するだけでは根本的な解決にならない。彼女の望む事件が必要なのだ。 水槽の中に浮かぶ手首の謎の情報が持ち込まれたり、土を掘り埋め戻す音を... - 【B.A.D. (9) 繭墨は人間の慟哭をただ眺める】復讐の結末
2012.10.27
B.A.D. (9) 繭墨は人間の慟哭をただ眺める(綾里けいし) 唐操舞姫に復讐を果たした嵯峨雄介は、死ぬために小田切勤の前から姿を消した。昏睡から目を覚ました小田切勤は、唐操舞姫の手術結果を待つ久々津の前に行き、復讐に狂う久々津によって拉致される。書評評価:☆☆☆☆ 唐操舞姫に復讐を果たした嵯峨雄介は、死ぬために小田切勤の前から姿を消した。昏睡から目を覚ました小田切勤は、唐操舞姫の手術結果を待つ久々津の前に行... - 【B.A.D. チョコレートデイズ (3)】色合いがバラバラの短編集
2012.08.05
B.A.D. チョコレートデイズ (3)(綾里けいし) FBOnline掲載の短編を収録した短編集。書評評価:☆☆☆ FBOnline掲載の短編を収録した短編集。「繭墨あざかと小田切勤の休日」 5巻の後のエピソード。休日と言うことでバラバラに行動することになった繭墨あざかと小田切勤は、互いにそれぞれの日常で苦労を強いられる。だけどその苦労は、決して相手には伝わらないのだった。「クッキング・オブ・ヘル」 互いに小田切勤の妻になる... - 【B.A.D. (8) 繭墨は髑髏に花を手向けない】中身がダメな主人公
2012.05.01
B.A.D. (8) 繭墨は髑髏に花を手向けない(綾里けいし) 嵯峨雄介が引き取ったヒルガオが記憶を取り戻し、首をつってしまった。それを見た嵯峨雄介はかつての体験を重ね合わせ、またもや狂ってしまう。小田切勤は復讐はむなしいと説いてやめさせようとするのだが、その小田切をぶちのめし、雄介は去って行ってしまった。書評評価:☆☆☆ 嵯峨雄介が引き取ったヒルガオが記憶を取り戻し、首をつってしまった。それを見た嵯峨雄介はか... - 【B.A.D. (7) 繭墨は人形の悲しみをかえりみない】新たな出会いと再会
2012.02.05
B.A.D. (7) 繭墨は人形の悲しみをかえりみない(綾里けいし) 繭墨探偵事務所に潜り込んできた少女は、骸骨を抱えていた。それにまつわる事件の真相を明らかにした後、行き場所がなくなった少女は、ヒルガオと名付けられ、嵯峨雄介に引き取られることになった。書評評価:☆☆☆☆ 繭墨探偵事務所に潜り込んできた少女は、骸骨を抱えていた。それにまつわる事件の真相を明らかにした後、行き場所がなくなった少女は、ヒルガオと名付... - 【B.A.D. チョコレートデイズ (2)】本編補完の短編集
2011.10.30
B.A.D. チョコレートデイズ (2)(綾里けいし) 本編補完の短編を4本収録している。書評評価:☆☆☆☆「白雪は「びきに」を知らない」 3巻の途中のエピソード。小田切勤の好みが「びきに」だと繭墨あざかに教えられた水無瀬白雪がボケを連発しつつ、残された兄の思いと最後のお別れをする話。「テディベアへ願うこと」 4巻と5巻の間のエピソード。小田切のもとに白雪の手紙を届けに来た水無瀬幸仁が、嵯峨雄介と出合って絡まれ... - 【B.A.D. (6) 繭墨はいつまでも退屈に眠る】本質は変わらない
2011.07.30
B.A.D. (6) 繭墨はいつまでも退屈に眠る(綾里けいし) 今回は連作短編の形式になっており、定番の繭墨あざかと小田切勤は当然として、七瀬七海や嵯峨雄介が登場する日常の中のエピソード、水無瀬白雪が小田切に寄せる思いと対比される様な異能者の存在が語られるエピソードなど、4編が収録されている。書評評価:☆☆☆☆ 今回は連作短編の形式になっており、定番の繭墨あざかと小田切勤は当然として、七瀬七海や嵯峨雄介が登場す... - 【B.A.D.(3) 繭墨はおとぎ話の結末を知っている】ありもしない希望にすがりたい気持ち
2011.07.12
B.A.D.(3) 繭墨はおとぎ話の結末を知っている(綾里けいし) 無聊を託つ繭墨あざかと小田切勤の下に、他の異能力者から仕事の依頼が舞い込んでくる。書評評価:☆☆☆☆ 無聊を託つ繭墨あざかと小田切勤の下に、他の異能力者から仕事の依頼が舞い込んでくる。自分たちの手には負えないと泣きついて来たのは、日傘と名乗る青年と、雁屋灯という影使いの少女。 彼らの導くまま赴いた先には、白い肉の化物と、無くしたものを何と... - 【B.A.D. (2) 繭墨はけっして神に祈らない】繭墨との天秤は釣り合うか?
2011.07.12
B.A.D. (2) 繭墨はけっして神に祈らない(綾里けいし) またしても繭墨あざかを狙う者が現れる。襲撃者の一族の当主水無瀬白雪は、繭墨の身を守ることを申し出るが、その背景に何があるかは黙して語らない。書評評価:☆☆☆☆ またしても繭墨あざかを狙う者が現れる。襲撃者の一族の当主水無瀬白雪は、繭墨の身を守ることを申し出るが、その背景に何があるかは黙して語らない。まあ、白扇に墨蹟を表すことで意思疎通をする人なので... - 【B.A.D. (1) 繭墨は今日もチョコレートを食べる】自己を規定するものを奪われた時
2011.07.12
B.A.D. (1) 繭墨は今日もチョコレートを食べる(綾里けいし) 旧家をその異能により代々支配してきた繭墨あざかを継ぐ十四歳の少女は、実家を出て霊能探偵事務所を開いている。書評評価:☆☆☆☆☆ 旧家をその異能により代々支配してきた繭墨あざかを継ぐ十四歳の少女は、実家を出て霊能探偵事務所を開いている。紅い唐傘にゴシックロリータが特徴である彼女は、腹に鬼を孕んでいる青年を助手として雇い、奇妙な出来事ばかりを選んで...