とらドラ!(竹宮ゆゆこ) カテゴリ記事一覧
- 【とらドラ・スピンオフ! (3) 俺の弁当を見てくれ】最後のおまけ
2011.07.25
とらドラ・スピンオフ! (3) 俺の弁当を見てくれ(竹宮ゆゆこ) DVDやゲーム、グッズなどの特典だった掌編・短編9本と、書き下ろし1本で構成されている。書評評価:☆☆☆☆☆ DVDやゲーム、グッズなどの特典だった掌編・短編9本と、書き下ろし1本で構成されている。再録された作品は、発表時の都合で書かれたものなので設定がバラバラだったりするのだけれど、最後に作者解説があるので、不明点も補足されている。また、変わり種とし... - 【とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード】影の主人公は
2011.07.25
とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード(竹宮ゆゆこ) 本編にちょっと出てきた不幸少年、富家幸太が丸々登場。生徒会長狩野すみれの妹、狩野さくらとの恋がメイン・ストリームなのだけれど、実は影の主人公は、狩野すみれと北村祐作だと思う。書評評価:☆☆☆☆☆ 本編にちょっと出てきた不幸少年、富家幸太が丸々登場。生徒会長狩野すみれの妹、狩野さくらとの恋がメイン・ストリームなのだけれど、実は影の主人公は、狩野す... - 【とらドラ! (10)】自分たちで選べること、選べないこと
2011.07.24
とらドラ! (10)(竹宮ゆゆこ) 手に手をとって逃避行のはずが、大河のドジのせいもあり、スタートダッシュに失敗。けがの功名というべきか、文字通り頭を冷やされていったん冷静になった竜児は、連綿と続いていくであろう負の連鎖に思いをはせ、掛け違えられた初めのボタンに戻って、間違えた何かをやり直す決断をする。書評評価:☆☆☆☆☆ 手に手をとって逃避行のはずが、大河のドジのせいもあり、スタートダッシュに失敗。けがの... - 【とらドラ! (9)】何も変わらない教室に見える、でも元のままではいられない
2011.07.24
とらドラ! (9)(竹宮ゆゆこ) 気づいてしまったことに気づかないふりをしながらやり過ごそうとする竜児。自らの恋愛模様を気にしながらも、進路の選択という否応のない現実が押し寄せてくる。書評評価:☆☆☆☆☆ 気づいてしまったことに気づかないふりをしながらやり過ごそうとする竜児。自らの恋愛模様を気にしながらも、進路の選択という否応のない現実が押し寄せてくる。自分がどこに向かうか、何をするか、何を選ばないか。何... - 【とらドラ! (8)】雪山の修学旅行、衝突する想い
2011.07.24
とらドラ! (8)(竹宮ゆゆこ) 大きな変化はいつだって非日常の世界で起きる。夏休みに亜美の別荘で起きたことも、そう。そして今回は、修学旅行の雪山に転換点が訪れる。書評評価:☆☆☆☆☆ 大きな変化はいつだって非日常の世界で起きる。夏休みに亜美の別荘で起きたことも、そう。そして今回は、修学旅行の雪山に転換点が訪れる。今日と変わらない明日を望む心を日常と呼ぶのならば、いつもと違う場所で変化が起きるのは当然なの... - 【とらドラ! (7)】波頭の崩壊、投げ出された大河
2011.07.23
とらドラ! (7)(竹宮ゆゆこ) 前哨戦を経て、次は櫛枝攻め。竜児との距離感がおかしくなった櫛枝を、いかにしてクリスマスパーティーに呼び出すのか、というのがテーマ。書評評価:☆☆☆☆☆ 前哨戦を経て、次は櫛枝攻め。竜児との距離感がおかしくなった櫛枝を、いかにしてクリスマスパーティーに呼び出すのか、というのがテーマ。前巻での北村の行動と結果を受けて、竜児の考え方も少しずつ変わっていきます。でもこの変化は、そ... - 【とらドラ! (6)】秒速5センチメートル
2011.07.23
とらドラ! (6)(竹宮ゆゆこ) 会戦に例えるならば、補給線の確保、兵力展開完了、陣形が飽和状態に達したので攻撃開始、っていう感じ。最初の攻撃目標は北村。書評評価:☆☆☆☆☆ 会戦に例えるならば、補給線の確保、兵力展開完了、陣形が飽和状態に達したので攻撃開始、っていう感じ。最初の攻撃目標は北村。突然、金色に髪を染めてきて会長選挙に出馬しないという北村の内心にザクッと切り込む。 他人との距離、というのがこれ... - 【とらドラ! (5)】初めての正面衝突
2011.07.23
とらドラ! (5)(竹宮ゆゆこ) 大河の父が突然現れ、再び大河と暮らしたいと告げてくる。竜児は泰子との幼少期の記憶を思い起こし、嫌がる大河に同居を勧める。書評評価:☆☆☆☆☆ 大河の父が突然現れ、再び大河と暮らしたいと告げてくる。竜児は泰子との幼少期の記憶を思い起こし、嫌がる大河に同居を勧める。同居の準備を始めた大河に対して、なぜか反対する実乃梨と対立することになってしまう竜児。 学校は文化祭の準備で真っ... - 【とらドラ! (4)】日常の拡大、思い違いを正す
2011.07.22
とらドラ! (4)(竹宮ゆゆこ) 実乃梨は基本的に大河と1セットだし、亜美には普段は取り巻きがいるしで、教室ではあまり生じることのない、竜児との1対1状態が別荘で成立。いつもとはちょっと違う状況が、いつもとは違う感情を表面に出させてしまう。書評評価:☆☆☆☆☆ 実乃梨は基本的に大河と1セットだし、亜美には普段は取り巻きがいるしで、教室ではあまり生じることのない、竜児との1対1状態が別荘で成立。いつもとはちょっと... - 【とらドラ! (3)】連続的に続く一本の道筋で
2011.07.22
とらドラ! (3)(竹宮ゆゆこ) 竜児の夏休みを賭けて25m自由形の水泳勝負をすることになった大河と亜美。クラスメイトは勝負を賭けの対象にして盛り上がるし、実はカナヅチの大河に水泳の練習をさせようとしても練習場所がないし、水着を着たがらない大河のために夜なべをするしで、竜児の苦悩は増すばかり。書評評価:☆☆☆☆☆ 竜児の夏休みを賭けて25m自由形の水泳勝負をすることになった大河と亜美。クラスメイトは勝負を賭けの...