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【ささみさん@がんばらない (7)】平穏の中の悲しみ

ささみさん@がんばらない (7)(日日日)

 兄の神臣を復活させるため、印度神話の最高神・ヴィシュヌと契約し、全ての人の望みを叶える代わりに自分自身の存在を明け渡してしまった月読鎖々美。彼女のポジションには、月読日留女がおさまった。



書評


評価:☆☆☆☆☆

 兄の神臣を復活させるため、印度神話の最高神・ヴィシュヌと契約し、全ての人の望みを叶える代わりに自分自身の存在を明け渡してしまった月読鎖々美。彼女のポジションには、月読日留女がおさまった。
 ほとんどの人が鎖々美さんの存在を忘れてしまった中、邪神かがみや蝦怒川情雨は彼女の存在を忘れていない。鎖々美さんは兎の体を借りて、彼女たちのところに入り浸っている。そんなとき、邪神たまがクトゥルー神話を利用したテーブルトークRPGを立ち上げ、学園の生徒たちを取り込んでしまった。その影にはアラハバキの首領の姿が見え隠れ。そして、同じ様に取り込まれた鎖々美さんの前に、布津野弥火という女子生徒が現れる。

 自分の存在を失った鎖々美さんは神々となってあたりを漂い、みんなが平和に暮らしている様子を眺めている。一方、彼女の代わりに神臣の妹ポジションを手に入れた日留女は、その暮らしに満足しながらも、どこか違和感を感じていた。そしてその違和感に付け込み、アラハバキが陰謀を逞しくする。
 その陰謀の中心に据えられたのは、鎖々美さんとの仲を深めて来た情雨。彼女は悪として立派になり父親に褒められることと、鎖々美さんとの仲で育んだ心の間で揺れ動くことになる。彼女はどちらを選ぶのか?

 そして今回の神話は、クトゥルー神話。一人の作家が生み出した物語が神々を生み、古来からの神話も巻き込んでグチャグチャになる。その至る先に訪れる世界は…。

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