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【僕の魔剣が、うるさい件について (3)】忘れてしまった本当の気持ち

僕の魔剣が、うるさい件について (3)(宮澤伊織)

 魔剣《夜来たる》にとりつかれた早瀬吏玖を監視するため、彼の通う高校に潜入している<火神結社>の《凍月》才森加奈子は、早瀬吏玖の友人の鷹野香織の尽力もあり、次第に学校に馴染み始め、これまでの冷たい印象から少しは笑顔を見せるようにもなって来た。




書評


評価:☆☆☆☆

 魔剣《夜来たる》にとりつかれた早瀬吏玖を監視するため、彼の通う高校に潜入している<火神結社>の《凍月》才森加奈子は、早瀬吏玖の友人の鷹野香織の尽力もあり、次第に学校に馴染み始め、これまでの冷たい印象から少しは笑顔を見せるようにもなって来た。
 しかしその穏やかさは所詮は仮初のもの。《清焔》竜胆めらの師である《鉄暁》ホルスト・ゾーンタークが現れ、<火神結社>の決定として《夜来たる》の奪取を命じたことで、彼女は本来の立場に立ち戻らなければならなくなってしまった。

 そのための手段として、早瀬吏玖の保護者的な立場となっている芹沢墨緒を襲撃、拉致監禁して、早瀬吏玖を説得させようと試みる。そのことを知った《象られた力》貫肌心花は、彼女を助け出すために、<火神結社>に戦いを挑む。
 一方、早瀬吏玖の許には、<兵器廠>の《虚数》鋳流が訪れ、共に<火神結社>を襲撃しようと誘惑するのだった。

 魔剣は誰が生み出したのか、なぜ生まれたのか。その背景が少しずつ明らかになって来た。一方で、正義の味方然としている<火神結社>の目的は未だ明らかにならないまま。結局、早瀬吏玖は、自分の直感を信じて戦い続けるしかない。


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