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【下ネタという概念が存在しない退屈な世界】奇抜なだけで主張がない

下ネタという概念が存在しない退屈な世界(赤城大空)

 公序良俗健全育成法が成立し、装着者の言動を監視する情報端末PMが義務化されてから十年が過ぎた。制限される言動は、猥褻な単語図画の流布、つまり下ネタを周囲に広める行為である。この結果として、下ネタに興味しんしんながら、下ネタを知らない高校生たちが誕生した。




書評


評価:☆☆☆

 公序良俗健全育成法が成立し、装着者の言動を監視する情報端末PMが義務化されてから十年が過ぎた。制限される言動は、猥褻な単語図画の流布、つまり下ネタを周囲に広める行為である。この結果として、下ネタに興味しんしんながら、下ネタを知らない高校生たちが誕生した。
 その中でも、エイチ禁止法を主導するソフィア・錦ノ宮がPTA会長を務める時岡学園は風紀優良校であり、生徒会長のアンナ・錦ノ宮を筆頭に、ゴリラ顔の轟力雷樹や、眼鏡の副会長の華城綾女が、風紀の維持に努めていた。そんなアンナにあこがれて編入した奥間狸吉は、奥間善十郎という下ネタテロリストを父に持つ、下ネタを理解できる希少な人間だった。

 そんな彼の性質に目をつけたのは、ハエの交尾からの類推で下ネタを研究する少女の不破氷菓や、雪原の青とあだ名されるペロリストだった。彼女たちに半ば脅されて下ネタを流布する手伝いをさせられることになった狸吉は、青春画家の早乙女乙女を春画家にジョブチェンジさせる手伝いをさせられることになる。

 政府規制によって下ネタが浄化された世界で、下ネタを取り戻して健全な社会を構築しようと戦う少年少女たちを描く…という感じかと思いきや、たんに下ネタを叫びまくるだけのお話だった。黒板とかに落書きして喜んでいるのは、小学生くらいで卒業しておいて欲しいもの。
 あらすじから推測すると、何か主張を持って下ネタ規制を取り上げたように好意的に解釈していたのだが、読んでみるとその期待は裏切られた。主張があるように見せかけて、そんなものは全くないのだ。がっかりである。がっかり過ぎて、あまりコメントを書く気力もない。


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