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【アヌヴィス! こうして俺は最強のデスワームになりました】寄せ鍋ではなく闇鍋

アヌヴィス! こうして俺は最強のデスワームになりました(草薙アキ)

 クラスメイトの相馬紫明に憧れる刑部一葉は、担任の小野町子の実家でもらったチケットで出かけた超エジプトゥ展の倉庫に迷い込み、そこに安置されていたミイラにお茶をこぼしてしまい、マミーのポコを復活させてしまう。




書評


評価:☆☆

 クラスメイトの相馬紫明に憧れる刑部一葉は、担任の小野町子の実家でもらったチケットで出かけた超エジプトゥ展の倉庫に迷い込み、そこに安置されていたミイラにお茶をこぼしてしまい、マミーのポコを復活させてしまう。
 ポコの超エジプトゥ文明復活の手伝いをさせられることになった一葉は、異世界に連れて行かれて魔王の少女に出会ったり、ゴビ砂漠の縦穴の中でデスワームの最強種「黄金色に輝かしき者」を取り込んだり、どんどん人間からかけ離れた存在になっていく。

 当然、憧れの相馬紫明との仲を発展させていくことは無理だと思われるのだが…。

 第6回HJ文庫大賞銀賞受賞作品。特に目新しさも無く、展開も行き当たりばったり感があり、ターゲットもゴールも明確でなく、なぜいま、この作品を受賞作とする必要があったのか、個人的には理解できなかった。おそらく、既存の作家で十分な内容であり、新人として発掘する意図が見えない。
 HJ文庫の売れている作品から要素を抽出した様に見受けられ、様々な材料を投入して寄せ鍋のように料理としてまとまれば良いが、どちらかというと食べられない闇鍋に近くなってしまっている気がする。


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