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【シュヴァルツェスマーケン Requiem -祈り- #1】つながる過去と現在

シュヴァルツェスマーケン Requiem -祈り- #1(内田弘樹 / 吉宗鋼紀)

 戦場に生きる兵士の現在を形作った日々のエピソード集だ。




書評


評価:☆☆☆☆

 戦場に生きる兵士の現在を形作った日々のエピソード集だ。

「死の都にて」
 BETAに包囲され補給も途絶えがちになったポーランドの基地で、シルヴィア・クシャシンスカ少尉はまだ希望を失っていなかった。戦時任官の中隊長となったイレナ・マリノフスキー少尉が、凍死や餓死の危機に直面している逃げ遅れた市民たちを助けるという理想を掲げ、戦線を立て直したワルシャワ条約機構軍が救援に駆けつけてくれると説いていたからだ。
 しかし目の前の戦況は圧倒的に不利で、彼女たちには包囲網を突破する手段、戦術機がある。その誘惑に耐えられるものは少ない。それは彼女たちの友人であるはずのカーヤ・ザヨンツ少尉も例外ではなかった。そして、正論は多数の暴論の前に蹂躙される。

 第666戦術機中隊のシルヴィア・クシャシンスカ少尉の現在を形作った事件が語られる。


「焦土の花、幸せの理由」
 アネット・ホーゼンフェルト少尉は歯がゆかった。地主貴族(ユンカー)の血をひくイングヒルト・ブロニコフスキー少尉が、自らの出自が虐げられるままに、自分自身すらも卑下して生きていることが。そんなとき、イングヒルトの幼なじみの少年が彼女の前に現れ、彼女に告白をしてくる。
 即座に断ろうとするイングヒルトに対し、アネットは半ば強引に、彼女たちのデートの約束を取り付ける。


「鋼鉄の墓標 シュルトヴェンベルク 一九八一」
 戦車兵クルト・グリーベル二等兵の搭乗する戦車に、補充兵がやってくる。その補充兵、アンナ・タルコフスキー二等兵は、周囲の兵士たちが第666戦術機中隊を死神と揶揄するのを聞いても、彼らの心境を慮る配慮を見せることができる、不思議な少女だった。
 はじめは彼女を理解できなかったクルトだったが、アンナの抱く思いを知り、徐々に彼女に惹かれる自分を自覚するようになる。しかし戦況は、彼らに甘い時間を許すものではなかった。最前線の象徴である第666戦術機中隊が飛来し、彼らの戦車大隊も過酷な戦場に投入されることとなる。

 カティアの救いとなった一人の兵士を作り上げた日々の物語。


「アネットの憂鬱」
 合同作戦を何とか生き残ったカティア・ヴァルトハイム少尉、リィズ・ホーエンシュタイン少尉、アネット・ホーゼンフェルト少尉は、負傷したテオドール・エーヴェルバッハ少尉のお見舞いをしていた。今日こそは素直に感謝を伝えようと思うアネットだが、口を開けば衝いて出てくるのは悪態ばかり。
 そんな彼女に、リィズは調達してきたコスプレ衣装を渡す。それはナース服だった。気の迷いから着用してしまったアネットは、本物の看護兵と間違えられ、テオドールのお世話をすることになってしまう。


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