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【R&R】繰り返される苦しみとほのかな希望

R&R(静月遠火)

 合気道部の部長を務めた受験生の新海百音は、突然激高して殴りかかってきた後輩の廻谷千瀬を投げ飛ばしてしまう。だが投げ飛ばされた廻谷千瀬は、あっさりと冷静さを取り戻し、捨て鉢になった態度で去って行こうとする。




書評


評価:☆☆☆☆

 合気道部の部長を務めた受験生の新海百音は、突然激高して殴りかかってきた後輩の廻谷千瀬を投げ飛ばしてしまう。だが投げ飛ばされた廻谷千瀬は、あっさりと冷静さを取り戻し、捨て鉢になった態度で去って行こうとする。
 思わず引き留めてしまった新海百音は、廻谷千瀬から、自分が同じ日を何度も何度も数限りなく繰り返し、明日に進めない状況に陥ってしまっていることを説明されるのだった。

 初めは胡散臭げに思い、話に矛盾があれば指摘してやろうという疑いの目で見ていた新海百音だったが、あまりに切実に話す彼にほだされ、とりあえず相談に乗ってあげることにする。
 そして廻谷千瀬も事態が始まってから初めて、他人に話を信じてもらえたことが嬉しく、繰り返す今日の度に彼女に会いに行き、何度も何度もリピート&リセットの現状を説明し、助言を請うことになるのだった。

 何度も繰り返す日々の中、記憶を蓄積していく廻谷千瀬は、親身に接してくれる新海百音に恋心を抱くようになっていく。しかし、新海百音にとって初音に初対面の男性であり、いつも警戒する出会いを繰り返しているに過ぎない。
 やがて、新海百音が部活の後輩の荒木裕太にほのかな思いを寄せていることを知って打ちのめされ、毎回毎回声をかけてくるクラスメイトの外木優香にも辛く当たってしまうのだった。


 とにかく読者にも全く出口が見えないのが凄まじい。序盤はあまりにも支離滅裂で混乱し、本当に筋がないように見えるので、ちょっと呆れてしまった。終盤に無理矢理筋を通しはしたけれど、何度も起きた出来事の多くに後につながる意味はなかったようで残念。
 確かに、実際にこんな事態が起きたら混乱するだけで、起きる出来事の全てに意味がつくのは現実的ではないというのは理解できる。だが別に現実を実感したくて物語を読むわけではないのだから、せめて物語の中でくらい、都合の良いことが起きても良いんじゃなかろうか。


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