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【フルメタル・パニック! アナザー (4)】時事ネタも絡めたフルメタ

フルメタル・パニック! アナザー (4)(大黒尚人 / 賀東招二)

 今回はシリアスなエピソードとちょっとコミカルなエピソードの中編二本立てとなっている。前編ではジャスミン革命の裏側にある先進国の利権争い、後編ではシェールオイルにまつわる利権争いという時事ネタが絡んでいたりもする。




書評


評価:☆☆☆☆☆

 今回はシリアスなエピソードとちょっとコミカルなエピソードの中編二本立てとなっている。前編ではジャスミン革命の裏側にある先進国の利権争い、後編ではシェールオイルにまつわる利権争いという時事ネタが絡んでいたりもする。

「花、相似たり――」
 民間軍事会社ダーナ・オシー・ミリタリー・サービス(D.O.M.S.)は、内乱に揺れるアフリカの小国、マランパ共和国の政府軍に対する教導のため派遣されていた。アデリーナ・アレクサンドロヴナ・ケレンスカヤ、市之瀬達也、ユースフ・ビン・ムハンマド・ビン・カーリム・アル・ケートリーといういつものメンバーなのだが、冷静な戦術分析官のベルナール・ベルトランが今回の仕事を取ったメリッサ・マオに不満たらたらということがいつもとは違う。
 だがその理由はやがて明らかになる。マランパの精鋭AS部隊を率いるのはサラ・サムラ少佐。影のある若い女性だった。そして彼女とベルトランの間には、とある因縁があったのだ。

 達也にとっても、ユースフにとっても、苦い思いと共に思い出される戦場となったであろう。三条菊乃と三条旭、そして彼らの親玉であるステファン・イリイチ・ミハイロフも登場し、マランパを舞台として国家間のパワーバランスをかけた綱引きが行われる。

「WILD WILD WEST」
 メリッサ・マオからアデリーナのおっぱいを触るボーナス付きで、家出したクララ・マオを連れ戻すため、アメリカはテキサスの牧場へと向かった達也とアデリーナ。もちろんアデリーナは、カウガールのコスプレ済だ。
 ところが向かった先の牧場は、油田を狙う悪漢から嫌がらせを受けている最中で、二人も成り行きから、牧場を護ることに協力することになる。そしてそこにはクララの父クルツ・ウェーバーもいた。

 新工法の開発によって突如、油田としての価値が生じてしまったために起こる悲劇…のはずなんだけど、悪漢も悪になりきれなかったりするので、全体的にはコメディの雰囲気になっている。
 気分転換も出来た達也だったが、彼が戻る場所にもたらされるのは、訃報ということになるのかも知れない。


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