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【木崎くんと呼ばないで! (2)】過去の幻想で現在を見る

木崎くんと呼ばないで! (2)(長物守)

 私立白台学園のジャー様こと助っ人専門の帰宅部である木崎湧は、行動は男気溢れるものながら、実は生粋の女の子だ。近藤先生からの依頼で動き始めたタクローの奮闘により、女の子としての自覚に目覚め始めた木崎湧ではあるが、未だ女の子らしい格好は出来ていない。




書評


評価:☆☆☆☆

 私立白台学園のジャー様こと助っ人専門の帰宅部である木崎湧は、行動は男気溢れるものながら、実は生粋の女の子だ。近藤先生からの依頼で動き始めたタクローの奮闘により、女の子としての自覚に目覚め始めた木崎湧ではあるが、未だ女の子らしい格好は出来ていない。
 そんなとき、十年前に引っ越した幼馴染の後輩である風峰結菜が町に戻ってくる。彼女は幼い頃に木崎湧と約束した婚約を履行するために戻ってきたのだ。そう、彼女は木崎湧を男の子だといまも思い込んでいる。

 女の子同士、服でも脱いでみせれば一発で性別は分かるのだが、幼い頃の思い出を美化する彼女の夢を無残に打ち砕くような真似は出来ない。穏便に真実を伝えるため、どこにしまったか忘れてしまった彼女との婚約指輪を取り戻すミッションを、灘宮竜斗や芳川花子、ネーナ・スプラウトンの協力を得て達成しようとする。
 しかし、不幸なアクシデントから望まぬ形で彼女に真実が伝わってしまい…というお話だ。

 十年前の幸せだった記憶にすがらざるを得ない現在を抱える少女に、せめて楽しかった思い出を綺麗なままに残してあげようと奮闘する少年少女なのだが、現実は時に残酷にその思いを打ち砕く。それを取り戻すためには、過去を上回る幸せな現在を見いだしてもらうしかないわけだ。ノスタルジーはセピア色の写真の中だけにあり、それを時折思い出すだけだからこそ価値があり、それを取り戻そうとするのは徒労に終わりかねない。
 前作の記憶が全く残っていなかったのでなぜかと思い、前作の感想を見たところ、なるほどの残念な感想を描いていたことが分かった。それから比べれば、今作は読みやすくなっていると思う。しかし、直接的に本来のヒロインを描けない構成にしているのは、何か悩ましい。


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