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【飛べない蝶と空の鯱 ~たゆたう島の郵便箱~ (2)】空を飛べば厄介に当たる

飛べない蝶と空の鯱 ~たゆたう島の郵便箱~ (2)(手島史詞)

 《渡り鳥》と呼称される武装郵便屋「蝶と鯱」を営むウィリアム・スターリングとジェシカ・シルバーベルは、霧妖ひしめく蒼界を翼舟で飛び回り《封書》を届けるのが仕事だ。彼らの夢は、蒼界の向こうに広がる前人未到の雲界の先にあるものをみること。それは普通の人間からは笑わればかにされるたぐいの夢だった。




書評


評価:☆☆☆☆

 《渡り鳥》と呼称される武装郵便屋「蝶と鯱」を営むウィリアム・スターリングとジェシカ・シルバーベルは、霧妖ひしめく蒼界を翼舟で飛び回り《封書》を届けるのが仕事だ。彼らの夢は、蒼界の向こうに広がる前人未到の雲界の先にあるものをみること。それは普通の人間からは笑わればかにされるたぐいの夢だった。
 見果てぬ夢を目指しつつ、零細事務所を運営しているウィルのもとに、《渡り鳥協会》から召喚状が届く。それは、彼らがバディを組んで飛んでおらず、協会のルールに反しているためだった。もし審問会で不適格と判断されれば、彼らは翼舟を手放さねばならない。

 進退きわまったウィルは、《夜姫》と呼ばれる霧鍵士ヒルデガルド・フォン・ヴィンケンにバディ就任を依頼するものの、あとからそれを知ったジェシカに盛大にへそを曲げられてしまう。そんな中、フェイ・リェイチュアンという依頼人が現れ、レンカ・クヨーという人物に《封書》を届けてほしいという。だがその宛先にいたのは、トランクの中に押し込められていた裸の少女レンだった。

 知り合いのケイト・ブリュンヒルデが査察官となり、ウィルたちの配達に密着することになる中、ウィルとジェシカは《エインヘリヤル》に引き続き、「七つの鍵」のひとつである《レーヴァンティン》と、オリジナル《フェンリル》の事件に巻き込まれることになるのだった。


 出歩けば事件に遭遇する名探偵のごとく、再び「七つの鍵」関連の依頼が「蝶と鯱」に持ち込まれる。もちろんそれは偶然ではないことは、本作の終盤で明らかにされるわけだが、依頼を受けた時のウィルはそんなことを考える余裕もなかった。下手すれば空を飛ぶという手段を奪われかねない状況で、なりふり構わず人に助けを求める訳だが、なぜか肝心の仲間であるジェシカには助けを求めない。
 微妙な空気の中向かった仕事先では女の子を拾うことになり、記憶がないという彼女の身元調べまですることになるわけだ。余計なものをしょい込んだと思われがちなのだが、持ち込まれる厄介事は一つにつながっていて、かつ、それが自体を上手い方に向かわせたのは結果論と言うべきか否か。


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