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【祝もものき事務所 (3)】キャラ造詣が深まる一作

祝もものき事務所 (3)(茅田砂胡)

 百之喜太朗の周囲に集まる幼馴染たちが、幼少のころから彼の才能の恩恵をどのように受けてきたのかを振り返りながら、現在でも受ける恩恵を短編形式で描いている。後半の二本は、事務所創設秘話だ。




書評


評価:☆☆☆☆☆

 百之喜太朗の周囲に集まる幼馴染たちが、幼少のころから彼の才能の恩恵をどのように受けてきたのかを振り返りながら、現在でも受ける恩恵を短編形式で描いている。後半の二本は、事務所創設秘話だ。
 サブキャラたちの背景が明らかになり、キャラ造詣が深まる一作。

「犬槇蓮翔と『見合いクラッシャー』」
 古猿流の道場に顔を出した犬槇蓮翔は、芳猿梓の姉の芳猿美緒のお見合い相手である木戸剣持と、木戸を警戒するように告げる高梨浩紀という男に出会う。そして、犬槇蓮翔の身辺に、チンピラの妖しい影が見え隠れするようになるのだった。
 調べていくうちに、あまり良くない噂が浮かび上がってくるのだが、決定的にピンチな瞬間に、たまたま日比谷公園で迷子になっていた百之喜太朗が行き合わせる。

「芳猿梓の『お留守番』」
 アパートを追い出された芳猿梓が転がり込んだ下村武之の家から、ブライトリングのナビタイマーが盗まれた。その腕時計は、恋人の兄の形見らしい。非常に責任を感じた芳猿梓は友人宅を出て百之喜太朗の家に泊まりに行くのだが、それがきっかけで、事件は意外な様相を見せ始める。

「鬼光智也は『昭和の男』」
 鬼光智也は、妹の鬼光塔子の友人だという女性から、彼女が付き合っている北正宗という男がろくでもない男だと吹き込まれる。半信半疑で、妹に内緒で男に会いに行った智也は、それが間違いない情報だったと確信する。そして妹に忠告するのだが、あっさりと跳ねのけられてしまうのだった。
 ところが、百之喜太朗との会話から、ある違和感に気づいた鬼光智也は、何が真実なのかを改めて知ることになるのだった。

「雉名俊介に『天敵現る』」
 百之喜太朗の祖母の百之喜百千代が亡くなった途端、彼女の友人である光圀八千代が遺産を相続することになったとして、八千代の姪の越後屋銀子が乗り込んでくる。あっさりと実印を押してしまった百之喜太朗にめまいを覚えながら、雉名俊介は彼の財産を守るために無償で尽力しだす。
 そして裁判に訴える覚悟を決める雉名俊介だったが、ある日、当の光圀八千代から呼び出しを受けるのだった。

「百之喜と鳳華が『最悪の出会い』」
 祖母が亡くなり、警視庁を退職して引きこもりを目指した百之喜太朗だったが、越後屋銀子に脅される形で、探偵事務所を開業することになった。所長の秘書に就任したのは花祥院凰華だ。
 所長のあまりの怠惰さに、有能秘書は頭を抱えるのだが、事務所最初の事件となる依頼で、彼の才能に気づかされることになる。


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