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【僕は友達が少ない CONNECT】侮れない短編集

僕は友達が少ない CONNECT(平坂読)

 は~ん、短編集か。コネクトっていうくらいだし、拾遺集くらいの意味なんだろうな。と、軽く考えていたら、ふたつみっつと爆弾が仕込まれていました。侮れん。




書評


評価:☆☆☆☆☆

 は~ん、短編集か。コネクトっていうくらいだし、拾遺集くらいの意味なんだろうな。と、軽く考えていたら、ふたつみっつと爆弾が仕込まれていました。侮れん。
 この場合のCONNECTとは、確かに羽瀬川小鷹視点では拾いきれないエピソードを拾い、本編のエピソードをつなぐ外伝をも意味しているわけではあるが、8巻と9巻をつなぐという重要な意味も含まれていた。

 柏崎天馬が羽瀬川隼人と出会い、ノエル・レッドフィールドやアイリ・アーロンと交流を持つエピソードが無ければ、はがないは始まらなかった。そして意外にも、天馬が隼人にべったりだったのではなく、隼人が天馬に助けられていたという構図が浮かび上がってくる。その上、子供まで押しつけられるほど、隼人は天馬を親友と考えていると見なすべきだろう。この関係性は、はがないのひとつのゴールと解釈すべきか。
 柏崎家の家令ステラの身の上話、楠雪村はいかにして作られたか、志熊理科は何故あんな行動を取ったのか、クラスのアイドルとなった羽瀬川小鷹と三日月夜空の意外なつながりなど、これまでのエピソードを補完し、そして9巻に繋がる出来事が起きる。

 表紙イラストは、アイリと小鳩のあり得ないツーショット。


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