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【きじかくしの庭】三年越しの収穫

きじかくしの庭(桜井美奈)

 校舎の裏手にある誰も利用していない花壇には、オランダキジカクシが植えられている。それを世話しているのは、教諭の田路宏昌だ。ただし植えたのは別人だ。その植物には、ちょっとした復讐心が込められている。




書評


評価:☆☆☆☆☆

 校舎の裏手にある誰も利用していない花壇には、オランダキジカクシが植えられている。それを世話しているのは、教諭の田路宏昌だ。ただし植えたのは別人だ。その植物には、ちょっとした復讐心が込められている。

 花谷亜由は彼氏が春休み中にクラスの別の女子とつきあい始めたことを知ってしまった。こそこそと噂話が飛び交う教室には居づらくなり、彼との思い出の場所である校舎裏の見放された花壇の雑草を抜いている。顔は涙と泥でひどいことになっているだろう。
 そこに、禁じられたタバコを吸うために、担任の田路宏昌がやってくる。クラスの雰囲気と情報収集から事態を察した田路は、クラスから弾き出されそうな当事者にアプローチしてきたのだ。そして、バカな男に復讐するのもありだという。

 花谷が卒業し、花壇の世話は田路に任された。その場所に、仲の良い友人同士の川久保千春と堀北舞がやってくる。そして、弁護士を辞めて海外をさすらうことにした恋人の松下香織と別れた田路には、補充教員の栂野志帆が近づいて来ていた。
 翌年。禁煙して久しい田路は、花壇にタバコの煙が漂っているのに気づく。それは、留年した受け持ちの生徒である和久井祥子の吸うタバコの煙だった。

 第19回電撃小説大賞大賞受賞作品でありながら、メディアワークス文庫より出版。電撃文庫で刊行された受賞作と比較して、編集部は読者層のいずれもとりこぼさない戦略を推し進める方針らしい。
 ところで、タイトルに関係する「オランダキジカクシ」に誤植があったのには、ちょっと呆れた。


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