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【織田信奈の野望 (10)】明らかになる真の敵

織田信奈の野望 (10)(春日みかげ)

 図らずも足利将軍を奉じることになり、織田信奈の天下人の器を試すために攻めることにした毛利両川の吉川元春と小早川隆景、近衛前久の命で織田信奈を攻める陰陽師の土御門久脩という状況の中、相良良晴は、竹中半兵衛、山中鹿之助、黒田官兵衛のいずれの命も諦めないという意地を貫き通した。そして松永久秀の真意を織田信奈に解き明かし、彼女の心をも救う。




書評


評価:☆☆☆☆

 図らずも足利将軍を奉じることになり、織田信奈の天下人の器を試すために攻めることにした毛利両川の吉川元春と小早川隆景、近衛前久の命で織田信奈を攻める陰陽師の土御門久脩という状況の中、相良良晴は、竹中半兵衛、山中鹿之助、黒田官兵衛のいずれの命も諦めないという意地を貫き通した。そして松永久秀の真意を織田信奈に解き明かし、彼女の心をも救う。
 いよいよ恩賞の信奈の貞操にありつけるかと思ったその時、まさに瞬間に、二人の密会場所に本猫寺の当主を放逐されたけんにょが現れる。妹のきょうにょが信徒を唆し、休戦協定を破棄してにゃんこう一揆をあおっているという。そして、雑賀孫一も笑いを捨て、戦場へと立たなければならなくなった。

 村上武吉率いる村上水軍による堺封鎖と、本猫寺との流通を含む制海権確保の危機に、満足な水軍を持たない織田軍はどう対抗するのか?そして、海外から日本を狙う黒幕による陰謀も成就の時を迎える。


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