ライトノベルを楽しんで読もう! ホーム » スポンサー広告 » ■ 現代×仕事 » 【魔法使いのハーブティー】無条件の居場所

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。






にほんブログ村 本ブログ ヤングアダルトへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


【魔法使いのハーブティー】無条件の居場所

魔法使いのハーブティー(有間カオル)

 シングルマザーの母親に先立たれ、親戚中をたらい回しにされてきた中学三年生の藤原勇希は、預けられた親戚が旅行に行く間、別の親戚の許に追いやられることになった。




書評


評価:☆☆☆☆

 シングルマザーの母親に先立たれ、親戚中をたらい回しにされてきた中学三年生の藤原勇希は、預けられた親戚が旅行に行く間、別の親戚の許に追いやられることになった。
 そうして山口からやってきた横浜でたどり着いたのが、「魔法使いのハーブカフェ」だ。これまでも訪ねた先で受け入れてもらえず、街を彷徨い歩いた経験もある勇希は、戦々恐々としながら相手を伺うのだが、彼は3つのルールを守りさえすれば居ても良いと言ってくれた。その3つのルールとは、エコを心がけること、畑とカフェの手伝いをすること、そして魔法の修行にはげむことだ。

 魔法という言葉に戸惑いながらも、初めて自分を笑顔で受け入れてくれた他人に嬉しさと落ち着かない想いを感じながら、勇希は中学生最後の夏休みを過ごす。
 ところがカフェにはほとんどお客がやって来ず、いつもいるのは常連のマダムだけ。そして稀にやってくるお客様は、大抵、イラついていたり怒っていたりする。そんなお客様に対して、先生はハーブティを供し、魔法のように心を癒すのだった。

 設定からして陰鬱な感じかなと思ったのだが、実際に虐げられる場面が冒頭に描かれなかったところが良かった。穏やかな気持ちで傷ついた心を十分癒し、立ちあがるための力を手に入れた頃に災難が襲いかかる。こんな無条件に安らげる場所が世界にあればよいのに。


関連記事






にほんブログ村 本ブログ ヤングアダルトへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント
非公開コメント

トラックバック

http://lightnoveltanoshimu.blog77.fc2.com/tb.php/2036-17d7b721

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
src=