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【浜村渚の計算ノート】頼みの綱は女子中学生

浜村渚の計算ノート(青柳碧人)

 日本の理系教育軽視を嘆いた数学者の高木源一郎は、ドクター・ピタゴラスを名乗り、テロ組織「黒い三角定規」を立ち上げる。構成員は、彼の作った数学学習ソフトを利用した人間全員だ。そこに仕込まれた後催眠で、彼らは無自覚に犯罪を犯してしまう。テロ組織「黒い三角定規」の要求は、きちんとした理系教育を行うことだ。




書評


評価:☆☆☆☆

 日本の理系教育軽視を嘆いた数学者の高木源一郎は、ドクター・ピタゴラスを名乗り、テロ組織「黒い三角定規」を立ち上げる。構成員は、彼の作った数学学習ソフトを利用した人間全員だ。そこに仕込まれた後催眠で、彼らは無自覚に犯罪を犯してしまう。テロ組織「黒い三角定規」の要求は、きちんとした理系教育を行うことだ。
 だが、日本政府は、理系教育が少年犯罪を助長するという主張に基づいて彼の要求を拒否し、ついには犯罪が実行されることになる。その犯罪は数学を利用した犯罪で、数学の素養がなければ防ぐことはできない。しかし、数学の素養がある人間はほぼ全員が高木源一郎のソフトを利用しており、潜在的な容疑者でもある。そこで警察庁が探偵候補として目を付けたのは、浜村渚、中学生の数学少女だった。

 まず設定が突拍子もなく面白い。そして繰り広げられる犯罪は、数学を含んでいる。四色問題に絡めて起きる殺人事件。「0」にまつわるエピソードで追い詰められていく犯人。フィボナッチ数列が指し示す容疑者。そして円周率の意味。数学の素養がない人間には意味不明に思われる連続犯罪を、ルールに基づいて解き明かしていく。
 ただ、数学ネタを混ぜ込んではいるものの、さほど深く理解しよう、させようという意思は見受けられない。あくまで彩りと理解すべきだろう。


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