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【裏ギリ少女 (2)】最後の裏ギリ

裏ギリ少女 (2)(川崎中)

 バーグ・ティーン(若年性異理症)の中でも、ユダと呼ばれる現実を改編するほどの強大な能力を持つ星空ゆずきは、その力を利用しようとする研究施設ハウスに囚われるところを、小早川小春の機転で逃れることができた。ハウスも壊滅し、小春の能力で触れ合えるようになり、ゆずきとの仲も深まると思ったのだが、ゆずきは小春と必要以上に近づこうとしない。




書評


評価:☆☆☆☆

 バーグ・ティーン(若年性異理症)の中でも、ユダと呼ばれる現実を改編するほどの強大な能力を持つ星空ゆずきは、その力を利用しようとする研究施設ハウスに囚われるところを、小早川小春の機転で逃れることができた。ハウスも壊滅し、小春の能力で触れ合えるようになり、ゆずきとの仲も深まると思ったのだが、ゆずきは小春と必要以上に近づこうとしない。
 小早川小春、月丘茜、星空ゆずきの三人は、一条芹葉の紹介のアミューズメントパークで、着ぐるみバイトをすることになった。そこに遊びにやってきた妹の小早川菜々千と小早川千歌、青山の前に、栗栖ひな子という変わった少女が現れる。

 シリーズ最終巻。一応、ハッピーエンドという体になっているが、裏ギリ体質が消えてしまった星空ゆずきに代わり、月丘茜が最後の裏ギリをしたのではないだろうか。それは、自分の気持ちに対する裏ギリだ。
 もちろん、叶わぬ思いを抱えたまま引きずっても幸せは訪れない。現実には、どこかで見切りをつけ、手に入れられる幸せに手を伸ばすのが賢い。そして彼女はそれをした。しかしその時、元々あった自分の思いに対し、彼女はどう整理をつけたのだろう?酸っぱいブドウのごとく、手に入らないものは価値がないと見切らなかったであろうか。もしそうしたのだとすれば、それは、ずっと思いを抱えていた自分に対する裏ギリに他ならないような気もする。もっともそれは、他人には分からない裏ギリであろう。ゆえにそのことを人生のどこかで思いだしたとき、それは深い傷になるかもしれない。


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