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【魔女は世界に嫌われる】生き残るための旅路

魔女は世界に嫌われる(小木君人)

 鍛冶師アルベルトの息子ネロは、ある日、帝国の兵士により無実の罪で父親が処刑されてしまったため、妹アンゼリカを連れて不帰の森へと逃げ込んだ。その森にある城の主ミドナは魔女の生き残りであり、娘のアーシェと共に暮らしていた。




書評


評価:☆☆☆

 鍛冶師アルベルトの息子ネロは、ある日、帝国の兵士により無実の罪で父親が処刑されてしまったため、妹アンゼリカを連れて不帰の森へと逃げ込んだ。その森にある城の主ミドナは魔女の生き残りであり、娘のアーシェと共に暮らしていた。
 呪い返しにあって命が尽きかけていたミドナは、アーシェの魔力を目覚めさせれば、毒矢によって死んでしまったアンゼリカを生き返らせることができるとネロにささやく。

 その言葉を受けてアーシェと二人で魔導帝国跡へ向かう覚悟を決めたネロだったが、アルベルトを殺した兵士たちが、ネロとアンゼリカの首を取るため、魔女の城へと乗り込んできた。

 16歳になる娘に、自分が置かれている立場や身の守り方、各種知識を伝えないでこれまで過ごして来たミドナは、親としてなんと無責任なのだろう。子供に適切な教育を施さない親は愚かとしか言いようがない。それならば子供など作らなければよい。


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