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【香彩七色 ~香りの秘密に耳を澄まして~】香りの秘密に耳を澄まして

香彩七色 ~香りの秘密に耳を澄まして~(浅葉なつ)

 大学に入学したばかりの秋山結月は、珈琲の匂いに誘われてやってきた薬学部薬草園で、神門千尋という青年と出会う。犬並みの嗅覚を持つ結月は、これまで自分が感覚でしか理解できたいなかった香りを言葉で表現できる千尋に興味を持つ。




書評


評価:☆☆☆☆

 大学に入学したばかりの秋山結月は、珈琲の匂いに誘われてやってきた薬学部薬草園で、神門千尋という青年と出会う。犬並みの嗅覚を持つ結月は、これまで自分が感覚でしか理解できたいなかった香りを言葉で表現できる千尋に興味を持つ。
 そんなわけで、千尋には嫌がられながら、澤木孝之介教授の芳香医療研究室が所有する小屋に入り浸るようになった結月は、千尋の従弟である遠矢隆平から、千尋が香道の次期家元候補で、いまは実家と絶縁しているという事実を知らされる。

 そして結月は、同級生の啓太から持ち込まれた手紙に残された香りの謎解きを依頼したり、僧侶の海棠から持ち込まれた香木選びに付き合ったり、幼なじみの女子高生、木下愛美が所持していたシガレットケースの謎解きを依頼したりすることになるのだった。


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