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【know】世界を変える少女

know(野﨑まど)

 2040年に開発された《情報材》により、全ての物は情報を保持し通信出来るようになった。そして2053年には情報取得する《個人最終端通信装置》、情報処理する《脳副処理装置》、脳神経に介入する《啓示装置》からなる《電子葉》を脳に埋め込むことに成功する。人間にとって知ると言う概念は、過去に知っていた事だけでなく、現在調べることも含むようになった。




書評


評価:☆☆☆☆☆

 2040年に開発された《情報材》により、全ての物は情報を保持し通信出来るようになった。そして2053年には情報取得する《個人最終端通信装置》、情報処理する《脳副処理装置》、脳神経に介入する《啓示装置》からなる《電子葉》を脳に埋め込むことに成功する。人間にとって知ると言う概念は、過去に知っていた事だけでなく、現在調べることも含むようになった。

 2081年、情報庁情報官房情報総務課指定職審議官である御野・連レルは、《情報材》《電子葉》の発案者であり、彼が中学時代に参加したアルゴリズムプログラミングワークショップの期間中に師事した道終・常イチが、ネットワークの中に残した暗号に気づく。
 部下である三縞・歌ウから罵声を浴びることを承知で仕事をさぼった御野・連レルは、その暗号の指し示す場所で、14年間失踪していた道終・常イチと再会し、道終・知ルという少女を預けられる。彼女は、《電子葉》を遙かに超える処理能力を持つ《量子葉》を備えていた。

 その《量子葉》を手に入れるべく、情報通信大手アルコーンCEOの有主照・問と研究員のウミア・ブランは、情報庁の秘匿セクションに手を回し、御野・連レルと道終・知ルを襲う。その襲撃をかわしつつ、道終・知ルはネットワークでは手に入れられない情報を集め続けるのだった。そして四日後、彼女はとある人物との面会に赴く。

 全知を求める人間の欲は深い。現世における知識欲は科学で満たすにしても、常世に対するそれは未だ確立されていない。宗教的な側面から言えば、古くはダンテ「神曲」から、現代の小説でも「タナトノート―死後の世界への航行」なんていうものもあった。このいずれも、死後の世界とのつながりを“魂”という未知のものに求めたのであるが、ちょっと異なる側面からアプローチしたのが本作と言えよう。


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