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【紳堂助教授の帝都怪異考 二 才媛篇】少女の思い

紳堂助教授の帝都怪異考 二 才媛篇(エドワード・スミス)

 東京帝国大学助教授である紳堂麗児の事務所で通いの助手をすることになった男装の少女である篠崎秋緒は、不思議な、事件とも言えないような事件に関わりながら、様々な人と知り合ったり、自らの感情に接したりして行く。




書評


評価:☆☆☆

 東京帝国大学助教授である紳堂麗児の事務所で通いの助手をすることになった男装の少女である篠崎秋緒は、不思議な、事件とも言えないような事件に関わりながら、様々な人と知り合ったり、自らの感情に接したりして行く。

 「乙女の香り」では、紳堂麗児の友人である美作正三郎帝国海軍中尉の妹の美作春奈と友人になり、彼女の異才を知ると共に、誘拐事件の被害者になってしまう。「貫間邸同時多発的殺人未遂未遂事件」では、事務所下のカフェー「虎猫」の女給だった町子が現在奉公する家での茶番に付き合う事になる。
 「満月に桃」では、年の近い叔母の相沢時子と共に平家の落人探しの旅に出かけ、異境に入り込んでしまう。「鵺」では、浅草に現れたという噂の鵺の捜索と、紳堂麗児の女癖の悪さに対する嫉妬が出てしまう。

 今回は事件的にも見せ場が少なく、濡れ場はもっと少なく、修羅場はなくて、同性間のやりとりが多かったように思う。


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