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【鴨川貴族邸宅の茶飯事 (3) 亡き花嫁に捧ぐ、送り火の誓い】今日も彼は気づかない

鴨川貴族邸宅の茶飯事 (3) 亡き花嫁に捧ぐ、送り火の誓い(範乃秋晴)

 鴨川のほとりにあるアイディールプリンス邸は、日本政府少子未婚化対策委員会が未婚女性たちのシンデレラコンプレックスを治療するために極秘裏に設立した国家執事の拠点のひとつである




書評


評価:☆☆☆☆

 鴨川のほとりにあるアイディールプリンス邸は、日本政府少子未婚化対策委員会が未婚女性たちのシンデレラコンプレックスを治療するために極秘裏に設立した国家執事の拠点のひとつである。国家執事見習いとなった真坂流古武術の後継者の真坂拳正は、バトラー・オブ・ザ・フォーと呼ばれる春の王子様こと花屋敷遠矢、太陽の伯爵こと海宮晴、月華の君こと朱雀院瑪瑙、氷の貴公子こと九条真から厳しい指導を受け、シンデレラコンプレックスを生み出す力を持つ「君の心臓に俺の必殺正拳突き」の作者である神楽衣麻の専属執事となり、彼女をシンデレラコンプレックスから癒す使命を帯びることになった。ただし、本人は体力馬鹿なので、あまり事態をよく理解していない。
 そんな真坂拳正に恋する、体重150kgの乙女、道長紅和が現れる。彼女は真坂拳正をデートに誘うのだが、真坂拳正はボディーガードの依頼と勘違い、更にはその現場を神楽衣麻に押さえられてしまい、混乱を助長していく。

 そして本来ならばそんな混乱を未然に防ぐのが使命の海宮晴は、亡くなった妻の面影を持つ女性、坂井有栖と、彼女の彼氏が持つ、海宮晴のマリッジリングの謎に深入りしてしまい、事態を悪化させてしまうのだった。


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