ライトノベルを楽しんで読もう! ホーム » ■ 現代×仕事 » 【落第教師 和久井祥子の卒業試験】踏み込む教師の心意気

【落第教師 和久井祥子の卒業試験】踏み込む教師の心意気

落第教師 和久井祥子の卒業試験(桜井美奈)

 和久井祥子25歳。二校目にして、母校へと赴任することができた。そしてその初日、かつての居場所だった、オランダキジカクシが植えられていた裏庭の花壇に行くと、そこには転任した田路宏昌から花壇を託された窪田瑛斗が待っていた。




書評


評価:☆☆☆☆

 和久井祥子25歳。二校目にして、母校へと赴任することができた。そしてその初日、かつての居場所だった、オランダキジカクシが植えられていた裏庭の花壇に行くと、そこには転任した田路宏昌から花壇を託された窪田瑛斗が待っていた。
 三つあるうちの花壇のうち、今も手入れされているのは一つだけ。園芸に対する意欲があるわけでもないが、完全に放置しているわけでもない。かつての自分のように花壇を居場所にしている窪田瑛斗を見て、かつて自分が田路宏昌にしてもらったように、和久井祥子も窪田瑛斗の居場所を維持しようとする。しかし、彼の母親は、校長以下教員たちが遁走するほどの、モンスターペアレントクレーマーだったのだ。

 そしてプライベートでは、高校時代からの友人である関根晴彦とも時間が合わずに距離が開き始め、大学時代の友人である藤沢泉から紹介されたエリートサラリーマンの及川玲に告白されたりする。
 生徒に対する教師の立ち位置として、及川玲と関根晴彦に、それぞれ真逆の立場を代表させているところが分かりやすい。やっぱり仕事に理解がないと、最終的には辞めて家に入れと言われてしまうんだろうなあ。

 サイトでは短編「落第教師 和久井祥子の入学試験」を公開中。


関連記事






にほんブログ村 本ブログ ヤングアダルトへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント
非公開コメント

トラックバック

http://lightnoveltanoshimu.blog77.fc2.com/tb.php/2344-989e1c06

src=