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【とある飛空士への恋歌 (5)】引き裂かれる二人

とある飛空士への恋歌 (5)(犬村小六)

 イスラ艦隊を圧倒した空族に対し、ニナ・ヴィエントことクレア・クルスが風呼びの力を取り戻し一矢報いた結果、空族は停戦の条件として風呼びの少女の引渡しを求めてきた。イスラの4人議会の全権委任を受け、外務長のアメリアは空族との交渉に臨む。



書評


評価:☆☆☆☆☆

 イスラ艦隊を圧倒した空族に対し、ニナ・ヴィエントことクレア・クルスが風呼びの力を取り戻し一矢報いた結果、空族は停戦の条件として風呼びの少女の引渡しを求めてきた。イスラの4人議会の全権委任を受け、外務長のアメリアは空族との交渉に臨む。
 一方、イスラ生き残りの生け贄としてクレアが差し出されるかもしれないことに納得が行かないカルエル・アルバスやアリエルは、寮生たちと共にクレア救出の策を練る。しかし、管区長の警備状況は以前より厳しくなっており、彼女と会うことすらままならない。

 そして交渉はまとまり、空族の重要人物と引き換えに、クレアは空の一族の中心地、アレクサンドラに囚われの身となることとなる。その代償として、イスラ艦隊とレヴァーム艦隊は世界の果ての事実を知ることとなるのだが、納得できないカルエルは、カール・ラ・イールの名を利用して、クレアを取り戻す策を練るのだった。

 とある飛空士への恋歌の完結編。長い空の探索航の結末、生き残った生徒たちのその後、亡くなった生徒たちの思い、カルエル、アリエル、クレアたちの物語のその後が描かれる。
 今回は砲門を背景にした外交戦が前半のメイン、そして後半は最後のクライマックスに向けての物語となっている。ストーリーは完結したのだけれど、番外編として、この物語世界の秘密にまつわるエピソードなどを描く外伝があっても面白いなあ、と個人的には思う。でもそういうSFチックな物語はあんまり売れないんだろうなあ。

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