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【リペットと僕】小さなおっさんはココにいた!

リペットと僕(松下彩季)

 コミュ障対策のために政府が生み出したRe:Pet(リペット)は、遺伝子操作の結果生まれた、人間とコミュニケーションを取ることが可能な動物の総称だ。政府がコミュ障と認定した青少年に送られ、送られた人物にはそれを保護する義務がある。ただ、見た目が可愛らしいため、むしろ喜んで受け入れられているのが現状だ。




書評


評価:☆☆☆☆

 コミュ障対策のために政府が生み出したRe:Pet(リペット)は、遺伝子操作の結果生まれた、人間とコミュニケーションを取ることが可能な動物の総称だ。政府がコミュ障と認定した青少年に送られ、送られた人物にはそれを保護する義務がある。ただ、見た目が可愛らしいため、むしろ喜んで受け入れられているのが現状だ。
 ところが、ネット収入で一人暮らしをしている少年、相田颯太のもとに送られてきたリペットは、猫耳の小さな“おっさん”だった。あまりのことに受け取りを拒否しようとする相田颯太だったが、突如巨大化して人間サイズになったその“おっさん”は、相田颯太の携帯を破壊し、名前をつけるように強要する。

 脅しに負けてオモカゲと名付けた相田颯太は、再び小さくなった“おっさん”と共に同居生活を開始するのだった。壁越しに聞こえる隣室のギシギシする音にいちいち卑猥なことを言うオモカゲに辟易としながら、脅されるために相田颯太はクーリングオフすることも出来ない。
 そんなある日、隣室に住んでいるのが曽我部千乃という女子高生と、リス耳のほぼ人間サイズのリペットのマキアであることを知るのだった。

 良心的な良い話だが、それがライトノベルとして受けるかどうかは別問題だろう。もしかすると、メディアワークス文庫向きかも。


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