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【ファンタジスタドール イヴ】深く沈めるほどに濃くなる

ファンタジスタドール イヴ(野崎まど)

 離婚した裕福な父の下で幼少期を送った大兄太子は、大人の顔色をうかがう子供だった。しかし、ルーヴル美術館でミロのビーナスの乳房に魅せられてから、女体に対して執着を抱くようになる。




書評


評価:☆☆☆☆☆

 離婚した裕福な父の下で幼少期を送った大兄太子は、大人の顔色をうかがう子供だった。しかし、ルーヴル美術館でミロのビーナスの乳房に魅せられてから、女体に対して執着を抱くようになる。
 その後、若い女中の体に興味を持ち、同級生の児童・入鹿の着替えを覗く悪習を得て後悔し、女体を振り切るように勉学に打ち込む。そして、日本の最高学府に入学した。

 研究室に所属し、笠野志太郎という悪友や中砥生美という後輩を得て、普通の学生に近づいてくる大兄太子だったが、アメリカから越智要がやって来たことで、彼が心に抱えていた執着は、初めて表出することを許される。それは、これまで他者との間に感じていた膜を打ち破る行為であり、かつ、日常から逸脱する行為でもあったのだ。
 そしてロングロウド・アンネセスやオスバルド・タチバナという仲間を得て、研究は加速していく。


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