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【東京レイヴンズ (10) BEGINS/TEMPLE】主人公の帰還

東京レイヴンズ (10) BEGINS/TEMPLE(あざの耕平)

 表の陰陽界からは闇寺とも呼ばれる星宿寺に赤子の頃から預かり衆として暮すうさぎの生成りの秋乃は、鈍くささから周囲の人々にいじめられていた。唯一、心許せるのは、千じいちゃんと呼ぶ寺男だけだ。そんなある日、秋乃は新たな預かり衆の受け入れを命じられる。その新人は北斗と名乗る美少女だった。




書評


評価:☆☆☆☆☆

 表の陰陽界からは闇寺とも呼ばれる星宿寺に赤子の頃から預かり衆として暮すうさぎの生成りの秋乃は、鈍くささから周囲の人々にいじめられていた。唯一、心許せるのは、千じいちゃんと呼ぶ寺男だけだ。そんなある日、秋乃は新たな預かり衆の受け入れを命じられる。その新人は北斗と名乗る美少女だった。
 蛟の生成りと紹介された北斗は、寺にいる天狗の式神から「しびと」呼ばわりをされる。彼女は、土御門夜光の生まれ変わりといわれる土御門春虎が泰山府君祭で黄泉帰らせた土御門夏目だ。

 一方その頃、星宿寺には陰陽庁から3人の十二神将が訪れ、恭順を求めていた。独立霊視官の三善十悟、独立祓魔官の弓削麻里、呪捜官の山城隼人に対し、独立堅持の主流派である常玄と、陰陽庁との裏取引で自身の利権拡大を狙う理晏が対立する構図が出来上がっている。
 その状況に変化をもたらしたのは、土御門春虎が来訪するという連絡だった。


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