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楽聖少女 (4)(杉井光)

変わり始める歴史

 悪魔メフィストフェレスにより未来から呼び寄せられ、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテとなった高校生のユキは、ルドヴィカ・ファン・ベートーヴェンとなった少女が自らの正体を知りながらも、歴史通りに「運命」「田園」の作曲を始めたことに、ホッと胸を撫で下ろしていた。
 作曲も佳境にかかり、天啓を得て運命の主題にホルンを用いることに決めたルドヴィカだったが、それが問題を引き起こす。教皇庁検邪聖省が、ホルンは天使のラッパであり、神を讃える曲以外にホルンを使うことは異端だとの見解を示したのだ。

 ウィーンのホルン奏者たちも腰が引け、初演を開こうにも演奏する人間がいない。カール・マリア・フォン・ヴェーバーらのいるザルツブルク闘魂烈士団には、ホルン奏者がいない。進退極まったところ、ルドヴィカのもとにホルン自動演奏装置が持ち込まれ、何とか貴族のサロンでの演奏にこぎつける。ところが、すぐさま教皇庁から届いたのは、ルドヴィカの死刑執行書だった。


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