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変態王子と笑わない猫。 (8)(さがら総)

変態から英雄へ

 筒隠月子と小豆梓の間ではひそかに協定が結ばれ、一日おきに横寺陽人を独占することになり、表面上は平穏が訪れた。しかし、三年生が引退した部活は権力構造が変わり、新たな勢力争いが起きるようになっていた。
 陸上部の部長に就任した舞牧麻衣だったが、鋼鉄の王こと筒隠つくしほどの権力を発揮することができず、グラウンドの占有権を巡って野球部といざこざが発生していた。それを一時は見過ごす横寺陽人だったが、彼の前に猫神が現れ、誰かを助けるヒーローになりたい、という彼の内なる願いを勝手にかなえてしまう。

 こうしてヒーローとなった横寺陽人は、自分の幸せを無視して全体の最大幸福を求めて活動する。あらゆる争いごとに首を突っ込んでは解決し、受験に悩むつくしにプロポーズをして、あらゆる人のヒーローになっていく。だがそれは彼自身の望みを失わせる結果にもつながっていくのだった。


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