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【アイドライジング!】アイドル少女の成長物語

アイドライジング!(広沢サカキ)

 最新アイドルは歌って踊るだけじゃない。企業の最先端技術を結集して作られたバトルスーツを身にまとい、アイドル少女たちがキャットファイトを繰り広げる舞台がアイドライジングだ。



書評


評価:☆☆☆☆

 最新アイドルは歌って踊るだけじゃない。企業の最先端技術を結集して作られたバトルスーツを身にまとい、アイドル少女たちがキャットファイトを繰り広げる舞台がアイドライジングだ。
 とある事情から1ヶ月で72万円を手に入れたい高校一年生のアイザワ・モモは、アイドライジングのこともよく知らず、手っ取り早く稼げそうだという理由で、アイドルオーディションの最終選考に飛び入り参加しようとする。
 当然そんな横入りは出来ようはずもないのだが、180cmを超える身長とテーマであるマンガの主人公とそっくりだったことがスポンサーの一人に気に入られ、本来の合格者であるハセガワ・オリンを押しのけて、アイドルとしてデビューすることになる。
 モモのプロデューサーとしてつくのは、身長140cm以下のオウダ・サイ。アイドルについて何にも知らない、山形から出て来た天然少女と、ちっちゃいプロデューサーのコンビは、果たしてアイドライジングという舞台で輝くことができるのか?

 読み始めて一番に思いだしたのが「エンジェリックレイヤー」だった。この作品では少女同士が戦うけれど、技術の結晶をぶつけ合うというところは似ているなと思った。
 読み進めていくうちに感じたのは、非常に動きを意識した表現というか、アニメ的マンガ的な描写の仕方だな、ということ。日曜朝に放映されていてもおかしくないというか。

 一言で言うと、イラストも含めて、電撃文庫のこれまでの傾向からは少し違った作品だと思う。色ものっぽく扱われているハセガワ・オリンというキャラクターも含めて、少年的というよりは少女的な印象を受ける。
 では面白くないかというと、決してそんなことはない。立ちはだかる強力なライバル。成長していく主人公。仲間との友情。敵と味方を分ける確執など、様々な要素が盛り込まれている。

 大賞受賞作と含めて考えると、今後の電撃文庫の編集方針が透けて見える様な作品だと思う。

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