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【はるかかなたの年代記 (3) 夜魔が踊る】天然ジゴロの被害者増大中

はるかかなたの年代記 (3) 夜魔が踊る(白川敏行)

 大規模な事件は起こるのだけれど、もっと大きな展開に向けた溜めの巻という印象を受ける。



書評


評価:☆☆☆☆

 大規模な事件は起こるのだけれど、もっと大きな展開に向けた溜めの巻という印象を受ける。

 生徒会長のアレット・ジツェルマンと換象の共鳴の訓練に励む間宮悠がいるのは、フリースラント国境近くにある、ネウストリアの避暑地アヴェーヌだ。アレットの実家の別荘で、避暑を兼ねた合宿というわけだ。当然、カティア・オルトラやクリス・リッツォのチームメイト、副会長のフローラ・メイユール、教師のグロリア・レーナーも一緒だ。
 しかしこの換象の共鳴、習得するまでにはちょっとした副作用がある。それは、使用時に強烈に官能的な快感を得てしまうということ。おかげでユウは、アレットを見るのが何となく恥ずかしい。そしてその様子を見て、こわ~い笑顔を向けて来るカティアとグロリアに近づくのは恐ろしい。

 天然ジゴロぶりをいかんなく発揮し続け、アレットに続いてグロリアも陥落寸前まで追い込むユウだが、その新たな犠牲者が二人ばかり発生する。ひとりは同じフラムスティード学院の学生であるミリィ・トレメル。換象の能力が低いばかりにいじめられ、昔の自分を見ている様な気分になったユウが、彼女のサポートに入るのだ。
 そしてもうひとりは、マリーという少女。ユウは知らないことではあるが、カティアの生みの親であるローデリヒ・ブラウナーの生み出した人造人間であり、カティアの姉にあたる人物なのだ。

 そんな避暑地の街で進められる、テロの名を借りた兵器の実験計画。そんなことを知る由もないユウたちは、突然結果だけを突き付けられ、強力な兵器と戦うことを余儀なくされるのだった。
 レオン・フォルトゥナートとクリスの間に秘められた、そしてフローラとも無関係でない事件に関する因縁。カレン・スカルフィオッティと名乗る少女の登場。次巻はクリスが物語の主役となりそう。

 そういえば今回もクリスとユウは戦場が別だった。彼らが戦場で出会うときは来るのか?

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