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【戦う司書と世界の力】みんなが犯した過ちはみんなの手で正す

戦う司書と世界の力(山形石雄)

 主要キャラがほとんど退場した状態で、どうやって物語を紡ぐのかと思いましたが、いくつかの魔法権利を持ち出してくることで、壮絶なことになりました。ちょっと何でもアリの展開過ぎる気もしますが、これまではバッサリいく感じだったので、バランスが取れてよかったような気もします。



書評


評価:☆☆☆☆☆

 主要キャラがほとんど退場した状態で、どうやって物語を紡ぐのかと思いましたが、いくつかの魔法権利を持ち出してくることで、壮絶なことになりました。ちょっと何でもアリの展開過ぎる気もしますが、これまではバッサリいく感じだったので、バランスが取れてよかったような気もします。

 旧約聖書の世界でもそうですが、神様という存在は全知全能なのに、あるいはだからこそかも知れませんが、失敗にとても敏感です。少しでも過ちに気づくと、全て一掃して、初めからやり直そうとします。まるでゲームでミスをしてリセットボタンを押す子供みたいに。
 しかし人間は、旧約聖書が正しいと仮定するならば、神の似姿であるのですから、そう簡単にリセットされることには納得できません。彼ら一人一人には自分が守るべき世界があるのですから、きっと精一杯抵抗することでしょう。完璧な自らに似せて創ったために、自らの思い通りにならないわけです。
 しかし、従順な存在が欲しいのならば、初めからその様に作ればよいのですから、神様だって抵抗してくることを意外に楽しんでいるのかもしれません。その証拠に、世界は今も変わらずに存在しているのですから。

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